やり残したこと
朝は曇り空だったが午後から晴れてきた。雨でなくよかった。
訃報てのは続くと良く言われるが、今日もお葬式に参列していた。
尼崎の町を歩くのは丸二年ぶりぐらいかな、雰囲気は余り変わってなく
大きな会館で、とても立派なお葬式だった。お花がズラッと並び祭壇も
華麗なもの。参列者もとても多く故人を偲んだ。有名な人も来ていた。
私は少ししか面識は無いが、最期にお別れを言いたくなったんだね。
やり残したことはまだある。と言いそうだったけどやんちゃも一旦終わり
だね。弟と同い年なのも不思議な気がする、弟は死にかけたが今も入院
している、アルコール性肝炎も同じだ。
尼崎に来て思いだす人に中島らもがいるなぁ。生まれたところもすぐ近く
だし灘高卒なのも同じで、やんちゃな体制に寄らない生き方も似たとこ
もあるような気がする。ライターと小説家の違いはあるが、お酒を死ぬ
まで止められず亡くなったのもなんだか同じだなーらもは遺言で葬式は
しなかったけど、もししていたら今日のような大勢の人が来ただろと
思う。故人の子どもの頃を知っているアマのおばちゃんおじちゃんも
普段着で結構来られていた。
今年は訃報や入院の報せが本当に多い。やれやれ。十一月もあと二日
もうこれ以上は要らないよ
またしても
朝は平和ボケしそうな晴れの日だなぁ。と思いながら空を眺めていた。
連休終わり日、ニュースでは大阪万博が決まりこれで久々に関西には
活きが戻ると期待する感じがあり、これで五十年前の夢の景気よもう
一度と思っている人も多いだろうね。
しかし平和ボケばかりしていられないような事が今年は本当に多い。
今日は出かける積りでいたのが、またもや携帯の音が鳴り響き嫌な
予感がする。出ると母親からで、声が少し震えている。聞くと弟が
今朝に倒れて救急車で運ばれ、脳出血で集中治療室にいるのだと
数日前にも仕事中に吐血して病院へ行ったが入院せずに帰ってきて
いたらしい。血圧が高く注意されていたのに、酒とたばこが辞められ
ない。今年初めにも酒の飲み過ぎで肝臓を悪くして入院していたが
実家で会うと、うまそうにビールを沢山飲みたばこを吸っていたな。
おそらく医者からは、どちらも止められていただろう。
頭の部位が手術できないところで、生き残っても後遺症が残ると言われ
気が付くと、夕暮れの街を上着も着ずにおろおろと歩きまわっていた。
余り仲の良くなかった弟だけど、もしこのまま逝くかもと思うと歩き
ながら目が勝手に潤んでくる。いつ危篤の報せが来るかも知れない
家に帰ると、相撲が終わったところで芦屋出身の若い力士が優勝していた。
晩ご飯も作る気にならないが、お米を研ぎながらぼんやりしていた。
子どもが、買い物にいき惣菜を買ってくる。すると妹からラインで
弟の子からヤマは越えて命は助かると医者が言ったと連絡が来る。
また思わず泣きそうになる。
勤労感謝していた
朝は、今までで一番冷えるなー暑いのは本当に嫌いだがいきなり寒いと
体がついていけません。
今週から、様々なイベントが目白押し。明日から、石井一男展が今年も
ギャラリー島田で始まる。恒例の年末前の個展でいつも行きます。
土日も芦屋美術館前で恒例なってきているお祭りイベントに1003
他の古本市があり知り合いの古書店のブースが多く出ます。おいしい屋台
も沢山出てます。これも何とか行きたいなぁ。天気も良さそうだ。
12月なってからも古本市はじめ、大阪方面のイベントがあり忘年会も
決まり年内にな感じになってきている。全部行けるんだろか?
そう言いながらも、夕方にビールを飲みにふらふらと言った。この店には
テレビがあり入ると相撲をつけているのを客が見ながら話して飲んでいる。
この店に来るようなったのは、今年三月頃からだが春場所から始まり冬場所
まで相撲を楽しみにしているおっさん方が多い。夏は連日野球をつける。
オープン戦から阪神戦しか見ない人ばかりで、野球が終わると相撲を見る。
まぁ話題が無くなるのもありそうで、なんとなく私も相撲を連日見るように
なってしまった。今まで野球も殆ど見なかったけど店内でテレビを見てると
段々と見るようなる。やれやれ。
このS店は満員な日が多く人気があるが何とか座れてビールを飲んでサバ塩
をつついていると芦屋の先輩が肩をつつくので、何かいなと思うと前に少し
聞いた年金の手続に大卒証明が要るのかの件で、それはカラ期間の計算に
必要なんじゃないかと言う。ふーん、そうなんだ。先輩は社会労務士を
されているが、店では陽気な酔っ払いだ。お墓も同じところで家も近くらしい
が今までどこかで見かけた事が無いと思う。しかしその話をしていて、ふと
今この中で大卒の人が先輩と私の二人だけかもと気が付くな。先輩は京都の
私大卒業で、やはり同時期に受験勉強を芦屋打出の図書館でしていて私も
高校受験の勉強をしによく行ってたけど、まるで知らない。二人とも公立を
落ちて私立に入ったのは同じだ。
パンと本
どうもこの二日ほど、疲れが出たのか余り動けないなぁ。日曜は前
から予定していた大阪はずれに住んでいる親戚の叔母さんの家へ車
で行き延々と43号線を走り訪問したので、疲れたのかもね。
叔母さんが新しいマンションに引越したので、そのリビングルームに
飾る絵を家人に所望され、それまで仕事も早く帰り子どもにイヤがられ
て何してんねんと思えば、絵を描いていた。りんごと洋梨の静物画で
どこかのセザンヌかよと思うが言うと機嫌が悪くなるので声に出さず。
私は近くのパン屋さんで焼き立ての極上の食パン一本と適当に選んだ
料理の本「LIFE」を持って行った。
叔母さんは震災時に、一時家に居候させてもらったり大変お世話になり
その借りも返せないまま。ひとり暮らしで体も悪くされしきりに終活
と口にされていた。しかし部屋はピカピカに掃除されて、豪勢なすき焼
を用意してあり、ウチとの違いにいつもだがはずかしくなりそうだった
なー絵の方は叔母さんが買うと言ったからと三万円も貰った。これも
申し訳ないなぁセザンヌおじさん。帰る時もまた高級牛肉やら持って
帰りと車に大量に積み何しに来たんだか、大阪人は悪く言われるけど
こんな風に出す時はすごいといつも思う。わざわざ甥が家に来てくれて
手ぶらで帰せないようなのがあるんだろね。おいしかったです。
帰りの車中で、娘が「お母さん、私の本勝手にあげんといてな」と
言われて、は? えっあの本私がどこかで二百円ぐらいで買ったとばかり
思ってたが娘が新刊で買った本だったのか、言われてももう遅い。
また新刊書店で同じのを替えと言われる。叔母さんは、とても本を喜んで
いたし私らしいと言う。その話で家に帰ると、どっとお疲れモードに
突入したのかも・・・
今日も元気で。
今日は花曇りで、肌さむい朝だが午後から晴れてきて上着なしで歩ける。
良い気候だなぁ。と花隈城跡を歩きながら久しぶりに兵庫古書会館へ
行く。今日は、元町古本市と神戸古書即売会がある古本日和。それに
大阪古書会館でも月いちがあるし、今日も元気にゆずぽんは駆けめぐる
のだ。バカさ嫌々若さとはすごいですねーほんとにと、おばさんは感心
し呆れて見送るのだった。
しかし朝から早く起きて出てきたのに、どちらの古書市でも殆ど拾えず
少し残念な買いだったが、トンカさん始め古書店の人等から声を掛けられ
話しもできたのは良かった。これも交流の場ですな。花隈から古書会館
へ行くのに道を間違えてウロウロして思わぬ花隈城あとを散策したが
昔は遊郭があり、その名残の雰囲気がある場所もあったり目の前は
モトコーの線路外側のごちゃごちゃした裏口があり、さびれ感はあるもの
神戸の裏道の風景を再確認した気分だった。しかしこの辺の坂の勾配は
すごいね。神戸は坂だらけなんです。
12月もハガキをもらったのに、あちこちで古書市が目白押し。困るなぁ
パスタとサラダ
どんより曇りの日。傘を差していこうかどうかな位だが傘さすのが嫌
なのでパラパラの小雨の中を歩く。
コーヒーを飲んでから実家へ。父親も七月に退院してから四か月が
経ち、在宅介護の日々だが家にいる方が病院に居るより落ち着くとか
で食欲も出てよく食べて10キロ太り、訪問看護師さんに食べる量を
減らせと注意されたらしい。そういや帰ってきた時は、げっそり痩せ
細っていたのが顔はふっくらして確かに太ったな。しかし入院中から
家に帰るとラーメンが食べたいと言ってたが、今毎日食べていると
そりゃ太るし、野菜も絶対に食べる量が少ない。母親は昔から料理が
嫌いで仕事もずっとしてたので殆ど作らなかったのが、腰を痛めて
現在は全くせず弁当を食べている。
思えば、私や弟等も子どもの頃から両親が共働きで夕食は買ってきた
コロッケや唐揚げにとんかつで、しかもそれだけ。サラダも味噌汁も
無い。外食も好きで出前もよくとっていた。ラーメンもよく食べて
そのお陰で家族は皆、太っていた。私が家のご飯を作るようなった
のも母親が仕事しているのもあったが、自分で好きなモノを作って食べ
たいのも大きかった。市場で買ってきたコロッケなど飽き飽きだし
もっと栄養のバランスのとれたおいしいモノを食べたかったのだ。
だから高校生の頃から家の食事を毎日じゃないがよく作っていたなー
妹も同じ理由で料理が上手だ。そういや「ノルウェイの森」のミドリ
の家もそんなのだったと思う。ウチの場合、すぐ近くに市場があった
のも良くなかったんだろう。
今も家のご飯は私が毎日手作りで作っている。時どき風邪などで寝込む
とお弁当を買うが一日だけなら、割においしいが二日続けては食べられ
ない。昔、毎日食べつづけたのを思いだすのかも。今は野菜は好きです。
新鮮な野菜を挟んだハムサンドイッチは大好きだなー
またもやバタバタな日
どーも11月てのは野暮用月らしく、先週からの野暮用が終わらない。
朝しとしと雨ふりのなか、コーヒーを飲みに散歩して店内で喫茶の友
のY氏が昨日今日明日と仕事がたて込んで忙しい。重い荷物持って動く
ので肩が痛いと言われるのを、いいじゃないの仕事があって。と言って
たら携帯電話が大きな音で鳴る。この音が鳴り響くと禄なことが無い
のだが、当たり。出ると某社会保険から月曜に完璧に記入し添付して
送ったと思った某年金の申請書だが、いろいろと聞かれて家人の学歴
を聞かれ大卒と言うとそれなら大学の在籍証明書が要ると言う。は?
なんで40年以上も前に卒業した大学しかも東京で、どないして取る
ねん。と呆れていたが期間を明確にするのに必要で、これこれで電話
して請求できるのですぐやれ。とのお達し。しかし家人は会社で携帯
も仕事中は切っている仕方ない、急げと言われるしなぁと調べて某
美大へ電話しこれこれでと言うと、向こうはよく知っているらしく
親切丁寧に教えてくださり、これこれをしてこれをコピーして郵送し
着いたらすぐ証明書を返送すると言われて、ホッ。とする。しかし
お役所てのは平日の朝9時から午後5時までしか受付しないし電話も
同じで普通に会社勤めしてるモノにどうやって行けるんだよ、すぐ
証明とって持って来いてねーぶつぶつ しかも来年から貰えると言う
年金は給料があるので減額されると最後に言われるし。
そのやりとりを聞いていたY氏が、でも大学つぶれとったらどないして
貰うんやろ。とボソッと言う。ほんまにね。
郵便局で大学へ郵便を送り、どっと疲れた。そーなんですよ大学卒業
した皆さん、60過ぎると卒業証明書が必要になるのです前はそんなの
要らなかっても今は要るのですぞ。学歴詐称してる人も気をつけてね