訃報あり

nae586252018-11-06

しかし訃報手のは、当たり前だが突然知るなー
画家の堀尾貞治さんが亡くなった。と知ったのは昨日で、知らない方も
おられると思うが神戸中心に活躍していた具体派の人。新聞紙をちぎった
のを空間にバラまいたような表現のが有名だな。神戸は狭いので何かある
と集まるとこが同じなので、何度か堀尾さんともお会いできた。その時は
すごく元気でまさかこんなに早く亡くなるなんて思えなかった。新開地の
会館で葬儀があり故人をしのんだ。ご冥福をおいのりします。
それで喪服を出してみたが、年に一度か二度しか着ないし普段着でいつも
どこでも行くので、黒っぽい合服にしてコーヒーを先に飲みに行くが、
いつも会う喫茶の友のYさんやら「今日は病院?」と言われた。シックな
服装になってお葬式に行くように見えないのかなー親族なら本式のを着る
が他人だとブラウスに黒のカーディガンと黒のパンツで出る。如何にも
喪服てのは目立つしどうかすると終わると着替えたくなるからね。
カバンもプラダの黒を出したが、黒の数珠を忘れずに入れた。数珠は母親
がどこかで買って真珠のネックレスと一緒に大分前に持って来た。
忘れると困るので、全部同じ引き出しにしまってある。まぁ礼服と普段着
だけで年中やっていると言っても過言では無い、自慢にならないよあんた
ついでに言うと、普段は化粧もしない。礼服を着る時は薄化粧をする。
なので化粧品も少ないし減らない。これも自慢にならないよなぁ
茶店で、村上春樹さんがレコードや蔵書などを大量に自宅にあるのが
床が抜けそうなり限界なったのもあり母校の大学へ寄贈すると記者会見
した記事のある新聞をもらった。テレビに出たのは37年ぶりとにこやか
に話していた。来年すぐ70才になるし節目にしようと思ったのかも
でも自分からテレビに出るより、出ないときに隠し撮りのように映され
てる方が何故かテレビではよく出ている気がするなぁ。

古本市に行けない。

nae586252018-11-04

十一月も早、三日過ぎ。月が変わった途端、あちこちから「至急」の
印が押された郵便がドっと届く。開けると、家人がらみの結構大事な
物ばかりだ。ひとつには、どうして今頃なってと思うようなのもある
家人の勤める会社は割に大手で、事務的な書類のことは総務課へ行き
申請書をだして証明書類は貰うのだが、その説明するだけで面倒くさい
私は区役所へバスに乗っていき、住民票をとりに出かける。今は身分
証明書を提示しないと出して貰えないので運転免許を見せる。三百円
払い住民票を受け取り、なんだかそれだけで疲れた。
家に帰る前にコンビニに寄り、ホットドッグを買いガス代を払って
家でホットドッグにマスタードを塗りトースターで加熱して、コーヒー
を淹れて一緒に食べる。こうして少し熱を加えるだけで、おいしくなる
んだなワトソン君
大判の書類を確認して記入もれが無いか確かめて、添付証明書を出し
なんとか完了した。と思ったら、今度は某生協系共済保険から郵便が
来て、今の保険が年令満期になるので切替て八十五才までの保険にせよ
とまた書類が入っている。やれやれ。また印鑑やら出し記入していく。
結婚してン十年、家人はこの手の手続きを全部私に丸投げして自分は何
もできないと開きなおっているかんね。始めの頃は確定申告も私が書いて
出していた。一度、義兄が家人が若い頃にもしもの為に入っていた生命
保険が満期になり、その手続きに戸籍謄本から印鑑証明まで私が役所へ
行って貰い義兄へ送った後、家人名義の通帳に高額な満期金が振込まれ
てうわっとすぐ義兄へ連絡して送金先をメモしたあとに、百万私にと
言われ残りを送金してと言われた。家計がまだまだ大変だったので足し
にしてと太っ腹なお兄さんに感謝したなー
そんなこんなで野暮用多く、百万遍へも行けません古本市いきてー

旬な風か

nae586252018-11-02

十一月に突入、今年もあと二か月なり。これからが早いんだよなー
神戸の三宮から元町駅に延びる高架下の商店街(モトコーよりきれい
)の元町寄りに新しい古書店ができたと知り,早速出かけてみる。
旬風堂書店と、粋な名前の看板もおしゃれなやや小さめの古書店
一応隈なく本の棚をぐるっと見てまわっていると、トンカさんが
立っている。あらーと声を掛けてやっぱり新しい本屋できると気に
なるよねとか言いながら、お昼でも一緒にと思うが生憎もう食べた
とか。なかなか渋い本もあるが、どうも手が伸びず結局80円均一
と札のあるとこから、二冊抜くがレジで150円(一冊)と言われ
た。まだ値付けがしてなかったんだろかまぁ良いけどと思いながら
人によれば言うだろなと思う。
元町へ出てマクドナルドでひとり軽く食べながら、三宮新刊書店で
思わず買った「吉行淳之介娼婦小説集成」(中公文庫)を読んで
ないのもあり購入したのを読みながらコーヒーを飲む。ここのマック
は広くて明るく音楽もジャズで割に好きだな。前はパチンコ店だった
外を歩いている人を眺めながら座っていると神戸だなと思うような
おしゃれな人達が目の前を歩いていく。本も未読のは全部読めた
解説を読んで,おおとなった。淳さんは生きている時は自分の本には
解説者も自分で選んでいたように思う、年譜も自分で書いていた
全集にも気に入らない小説は売れてるのも入れなかったり、とても
仕上がりにこだわっていた。亡くなった後は、やはり編集者が決め
てたんだろな。
昨日は娘のゲーム本体やソフトなどを大量に西宮ブックオフへ車で
売りに行ったが、なんとか本は買わなかった。ゲーム類は値がつく
らしく9630円査定された。子どもの頃からずっとゲーム大好き
で夜中もひとりでゲームしてたが、思い切ってプレステ2だけ残し
全部売り払ったとか。もうしないから、ふーん大人になったんだねぇ

酒飲みの自己弁護

nae586252018-10-30

ああ明日はハロウィンだ。月末だ。ハロウィンて、いつから馬鹿騒ぎする為
の日になったんだろうかねー軽トラックひっくり返す映像見てて、西成暴動
をふと連想したが、その話をJくんに隣に座っていたので言うと僕、西成に
いてその時知ってます。と言われた。ほんまかいなジロー
ちょい前だが、テレビでいつも見る着物姿の若者が志らくだと知った。噺家
だから着物着てたんだ、それは立川談志の一門の志らくの兄弟子とかの今は
やめてアル中で生活保護貰いながらどうこうのおじさんが出てきて再現フィルム
で兄弟子の頃はいじめられてとかあり現在は酒飲み過ぎすぎ不摂生もあり入院
中の映像を見せて兄弟子らしいことを言わせて、志らくがそれを見て泣くのを
如何にも撮ろうとしていた。が、それを見て言ったのが「お前なんか公園で
アル中で野垂れ死んでるんだろ」と言い放つのが落語家だなぁと感心したな。
わかってんだよ、顔見りゃ。そこで泣いてりゃただの人。落語はまだ聞いたこ
と無いけどね。
今日は秋晴れの気持ち良いお天気だった。今月は、これ以上本は買わないと
我慢する。明日は我慢できるだろか

南座の誇り

nae586252018-10-28

週末は晴れ。この土曜日は晴れて欲しい人多そうだなぁ。
今日は、京都の南座が改修工事がやっと終わり顔見世を前に歌舞伎役者
が揃って「お練り」があった。四条大通りは通行止めになり大勢の人で
道が埋まったな。この日を京の人は、それこそ千秋の思いで待っていた
だろう。工事が始まり南座が一時閉鎖され、祇園甲部歌舞練場も同じく
耐震工事でほぼ同時期に閉鎖し恒例の顔見世や都をどりは別の劇場で
催された。費用も掛かり赤字になったらしい。我慢の日が、やっと終わ
りの、お練りの日だ。
年末に毎年ある南座の顔見世に一度だけ観劇できた。千秋楽の日で桟敷
席で堪能でき、歌舞伎もよかったが劇場内の一足早く新年が来たような
華やいだ雰囲気が満ちていて、ホール内に贔屓の役者あてにお祝儀を
のせた塵取りがズラーッと並び、その横で写真を撮る芸妓さんが昼の
着物姿で立っていたり日頃の歌舞伎とまた違う光景があったな。歌舞伎
は大阪と京都で十回以上は母親のお供で観て、お陰でしっかり好きに
なってしまった。もう行けないだろけど、機会があればまた顔見世に
行きたいなーとにかく、新しい南座完成お目出たうです。
しかし歌舞伎発祥は、出雲の阿国が四条河原で歌舞伎おどりをしたのが
そうとされているが、今は歌舞伎は男性だけである。阿国は女性
南座の斜め前の賀茂川のふもとに阿国銅像が目立たずに建ってる。
もひとつ蛇足で、歌舞伎興行や劇場など一切は松竹一社で仕切っている。
南座の建替に近い改修工事の費用や役者を勢ぞろいさせてお練りさせる
のも松竹の威信をかけていると言って良い。
日曜は競馬の天皇賞だなー もしかして天皇も競馬こっそり見てるのかな

めし屋と本屋

nae586252018-10-26

十月も、あと残り少しになりました。今月は、ちと自分でも呆れるほど
よく本を買ってるけど新刊や雑誌もある。買った本、雑誌は全部ノート
に付けてるのでわかるが、「サビィ」「スペクテイター」と「本の雑誌
(英語のスペルを間違えるので勝手にカタカナで書いてます)特集が
本屋特集と食堂特集の両誌は、まぁ対象的かも。月一発売と年一かも
わからん発売、以前は猟盤日記を巻末近くにあったので出ると読んでた
けど今は掲載してない。サビィも買ったのはすごく久しぶり。本の雑誌
はこの頃或る理由からよく買っている。古本はもっと買ってます。
いきなり話題は変わるが、長下部日出雄氏が亡くなったのを新聞で知った。
津軽じょんがら節など小説を書かれた作家だが、この名を見て思わず出た
のは、酒乱の二文字だなーひどい酒飲みで酒乱で有名だった(らしい)
そのせいかどうか知らないが、青森の田舎に帰ってからも仕事が無くて
お金に困っているだろと、吉行淳之介の某週刊誌の対談のまとめる仕事
を毎週青森まで送って頼んでいたと吉行本で読んだな。作家のアル中な
話は切りが無いほどある。
私はお酒は余り飲めない方だけど、いろいろしんどい父親の病院や介護で
ちょっとビールでも飲まなきゃやってらんないと週一ぐらいは飲みに行く
が、それでもビール二杯も飲むともう要らない方。見てると、面白いなぁ
とよく思うのがもう終わりと会計してから、ずるずると焼酎の水割などを
何杯も飲んでいるおじさんやおばさんが多いことだ。腰が上がらずつい、
もう一杯となるらしいけど、あれは酒好きだろなぁと思う。この前もその
腰があがらない長崎から神戸に来たとかのおじさんと話してて、もう一杯
何でも飲みとおごってくれ、断ったものの半分仕方なく並んでいる田苑の
ソーダ割を注文して飲んだが、おいしかったけど酒の飲み方がおかしいと
後で言われる。お湯割りで飲めと言うけど、そんな強いの飲めませんがな
ウィスキーはハイボールだし焼酎はチューハイしか飲めまへん。ロックとか
水割なんて飲めないし。と説明していた。女性で時どき、おっさんの隣に
座りあれこれ飲んでしゃべり会計の時に平気で「おごって」と言い男に
出させるのを何度も見たが、私はあれが嫌いでおごられるのも本心で余り
好きじゃない。自分が飲むお酒は自分でお金を払うもの。と思う。でも
顔馴染みのおじさんが好きなの飲みと何度も言われると、ムゲに要らない
とは言いにくい。あれ、なんでこんな話なったんやろ。。。

私の大阪

nae586252018-10-24

秋晴れが続いていたのが、火曜日は雨ふり。雨が降るとぐっと冷える。
京都の古本市で買った本の、「私の大阪地図」寺島珠雄(たいまつ社)
を秋雨のしとしと降る部屋で読了。勝手に大阪の人だろと思ってたけど
東京生まれで名前も筆名なのを知る。山谷から釜ヶ崎とドヤ暮らしを
しながら詩を書いていた。と言うとアナーキーな詩人を思うが本人を
知る人は大分 滅茶苦茶な人と言う。大正の終わりに生まれ平成11
年頃まで生き、晩年は尼崎で住んでいた。武田麟太郎の「釜ヶ崎」を
読んで流れてきたと書いている。この本はエッセイで読みやすかった。
西成の古書店などで本を買ったとある。
釜ヶ崎は今は、当時よりかなり高齢化して仕事も激減していると西成
ルポの本もある朝日の記者が書いた記事で報告していたな。寺島珠雄
がいたドヤは一畳半で月1500円ぐらいだった。今は一日の値段か
余談だけど、家人が東京の大学へ行ってた頃に高校が尼崎で言うと、
釜ヶ崎とよく聞き間違えられたらしい。今は、あいりん地区と言う。
一度だけ、あいりん総合センターのすぐ横を車で走っていたら夕方で
長い列を作って並んでいるおそらく日雇いの人等を見た。仕事に
アブレた人達がアブレ手当を貰うためにセンターに並んでいる姿だった。
少し手前は、あべのハルカスの巨大なビルの前を通ってきたのだ。
なんのかの言ってみても、所詮は傍観者でしか無い。よくわかっている
そういや、子どもの頃よしもと新喜劇でドヤを舞台で二段ベッドに寝て
起きてきた岡八郎が腹巻姿で、朝いちばんに空きっ腹でコーヒー飲んだら腹が
おかしい。と言うのにおっさん等が拍手してるのを見て覚えてるなー