田舎て何？

八月もあと数日、九月が目前だと言うのにいつまでも暑いどすなぁ。
体の調子が良くない気がする。夏バテみたいな状態で頭の後方が痛く
体がだるくて仕方が無い。
家人が久しく行かなかった自分の田舎のある兵庫県の真ん中あたり
へ義兄と一緒に両親の墓参りに日曜に行った。まぁ兄弟とは言え、
義兄は用意周到で前もって田舎の叔母さんから電話連絡してお土産
を買いしてウチまで朝に車で迎えに来ていただき、四年ぶりの兄弟
の再会して出ていった。家人ひとりだと、こうはいかないだろう。
ロクに電話もせず、土産も無しでいきなり線香持って墓に行く。
しかし田舎では何故か弟の家人が可愛がられていたらしい。それは
顔のせいだと推測するのだが、田舎の苗字同じ家ばかりで名前書かない
と郵便が着かないようなところで、顔が似てるのだな。叔母さんも
隣の叔父さんも同じ血族とひとめでわかる顔。その顔で得してるらしい。
震災前までは、毎年墓参りに家族で行ってたのでそれが笑いと共にわかる
叔母さんは、家人の母親の妹なので顔が似てるしね。無事に墓参りを
して大量の野菜と玉子など持って帰って来たが、義兄が帰り道に話した
もう子どもにも田舎の墓守をさせるのは遠いし無理だろう。両親の墓
しまいをすると色々して五十万掛かる。お墓は二十五万で建てたと
倍掛かる。骨を抜いて墓石のけるて訳にはいかないのだそう。そうして
西宮の満池谷に新しい墓を建てるのに五十万掛かり、合わせて百万円
要ると話して、まぁ今すぐ死なんだろししばらくこのまま年に一二度
田舎へ行くようにしようとなったそう。ふーん大変やねぇお墓がある
のも。私はひとりで場所もよくわからないし行けないしねーと思い
ながら、田舎のおいしい玉子でオムレツを焼いて夜に家族で食べる。