水曜は雨ふり

nae586252018-06-07

水曜は雨の日が多い。この一か月は、雨の日続きだ。どうしてわかるの
かって、水曜は病院へ行く日だからなのよ。
今日も朝から結構な雨のなか、傘をさして荷物を持ち朝早くから病院へ
入る手前にあるカフェで始めてモーニングセットを食べてみるが、野菜
がおいしく気に入る。入るとすぐに大きな声がするので見ると女性が
ひとりで電話でしゃべっているのだ。ただこの手のカフェは新聞が無い
午前11時からケアマネと看護師とで父親の退院後の話し合い。本当は
母親がいないとダメなんだが、行かないからあんた行って来てと言う。
散々、家に帰ってくるのは嫌だ困るとごねまくり施設に入れたいと強く
希望して決まりかかっていたのが、気が変わりというか父親が怒り在宅
介護することになるのを本来は母親が説明するものだが例によって逃げ
る。父親が寝ているベッドの脇に座り、家に帰れるから。と言うと少し
うなずいた。入院して二十キロやせた。老衰で顔もやせてしまった。
その後に一階の受付に降りて、会計で母親が入院していた費用を払い
領収書を出してもらい、すぐ横の窓口でやはり入院の生命保険に必要な
診断書を用紙をだして申請する。診察カードを持っていってとても
スムーズにできる。事前に電話もして聞いていたし。今日する仕事を
全部できてまた父親の病室へいき昼食を食べているのを見守ってから
帰る。この病院へ仕事のように通い出して、半年になるなぁ。今回は
生命保険の手続きなど平日でしかできないし、保険金が出たら一部を
貰うことにする。夕方、母親から電話があり今日は十万円分ぐらい仕事
したと言ってやる。
水曜日に新刊書店を見て本をゆっくり捜すのも、毎週の楽しみになった。
いつも見る、ちくまの棚で新刊が出てるのを抜いて読む。やはり今度は
開高健ベスト・エッセイ」が出ている。阿川弘之の再刊も出ているな
「末の末っ子」など阿川弘之は軍艦物だけでなく、洒落家のある面白い
小説も書いているし、読むとおもしろい。亡くなってまた新刊で出て
いるんだが、解説を阿川淳之、阿川弘之の末っ子が書いてる。親子で
印税が入るのか、それは冗談だけどね。淳之の名は淳之介と一文字少ない
だけで、本人に君の名が一文字入ってると言うと二文字だ。と言ったと
吉行氏は、淳之君が子どもの頃しばしば阿川家に来てとても可愛がった
と言う。名前だけ見たら親子みたいだもんね。上野毛のダンナと呼び
なついていた。とか。淳さん、淳之君の顔を見にも幾分あって家にいった
のかもね。