穀雨

nae586252018-04-20

朝から夏のような空でまぶしい。また日焼けが気になる季節が来る
私はあの頭にする黒いサンバイザーが大嫌いで、してるおばさんを
見るのも嫌だ。おまけにでかいマスクして色つきメガネもしてると
ギョッとする。そんだけ日焼けしたくないなら昼間出てくんなと
思ってしまうし、見た目が明らかに不審だよ。なので真夏は日傘を
さす。雨兼用では無い、日傘だけの傘。
今日は、ひとつ仕事をして宅配便を送る。そのあと、また歩いて駅前
ビル内のブをうろうろ。阿川佐和子さんの本「強父論」があり、少し
読むが父親、阿川弘之が2015年に94才で病院にて亡くなる前
何度も転倒して骨折し歩けなくなり介護になった時に、高額な入院費
を気にしてお金の心配を口に出していた。それを「聞く力」が売れて
ベストセラーになっていた佐和子さん「私が払うから心配しないで」
と言い安心させたと。そういえば作家は自由業だから多分、年金も無い
し90過ぎて小説を書いたり印税がドっと入る見込みは殆どないだろな
自営業と同じだし。私が払うからと胸を叩いて父親を安心させるのが
正直うらやましい気がした。わたしにはできまへんと情けない気すら
する。表紙の写真がやけに目に焼きついたなー
私の父親は入院しているが今のところ年金もあるし家も持ち家で数年前
に土地を売ったので貯金もある。それでも個室にいるとお金の心配する
今は六人部屋になり個室代が掛からないが、あちこちでうなり声がして
夜は寝にくいだろうと思う。子どもの頃は厳しくてよく怒られた。癇癪
持ちでイライラすると大声を出して怒る。それでも親の愛情のようなもの
は感じることがあった。私が払うから。て言えないけどね。