さくら散る

nae586252018-04-08

今週はあちこちで桜まつりが催されているけど、今朝は外はひどく
寒いし風も冷たい。それに桜がもう散ってしまって葉桜も過ぎてしまい
芦屋川べりの桜も花見どころでは無く、雨も降っている。涙雨みたい。
さくらまつりの為に、屋台を出す人等は仕入をしてるだろうし残ると
損になるだろなぁ。先週なら良かったのにねー家人だけ朝いちばんに
行ってバザーのテントを物色してきて何も無いと帰ってきた。川べり
にテーブルとイスが作られてワインをボトルとグラスで飲む優雅な景色
が売りだが、流石にこの雨と寒さではテーブルも空いていたそう。
私は行かず、車で通りすぎてみただけ。ちょっと今はお花見気分にも
なりません。土曜に病院へ。父親は個室に変わり、ほぼ動けない状態に
なる。三日前に重体になり医師から呼びだされ、やんわり病状の説明を
受けてこのままだとみたいな感じだった。それで覚悟して夜を過ごした
が今は良い点滴があるらしく三日過ぎた今も生きている。三日前よりよく
話してうるさい。酸素吸入したままで動けないが、手も足も口もよく動く。
隣にいる重症患者の老人の孫が二人、娘になる老人の母親と一緒に来て
泊まり寝ないで廊下を騒いで走りまわりうるさくて寝れないと言う。
なんだか怒って元気になってるような気すらしてくる。午後から弟と弟の
子どもが車で母親を乗せて来るので交代して病院を出た。戦争体験している
年代の人はしぶといと言うが、本当だ。帰る前に、大きな声で父親が私の
名を呼び、額にあてている冷えピタを替えてくれと言いそのあと水が飲み
たいと言うが、看護師に止められる。なんだか最期に水を飲ませてあげたく
なったな。