書物の旅

nae586252018-03-04

三月三日の、ひなまつりの日。ああまた、ひな人形出してないな。ウチの
娘二人が嫁に行けないよ。どこにしまったのか忘れたし。言い訳じゃないが
ずっと、それどころじゃありまへんどした。
朝は、ゆっくりコーヒーを飲みに行こうとしたら、喫茶の友のYさんが店の
前で待っている。はて?と思うと、私を待っていて兄さんが脳腫瘍で入院
し危篤に近い状態なので田舎の石川の金沢へ今から行くと言う。あら
まぁ大変やね、この前奥さんが亡くなって葬式だしたばかりなのに。少し
話すが、待ち伏せされるのはちと困る。ま、言いたかったんだろう。
不幸て続くと言うが、ほんまに。私も今年はたて続きに病気入院があったし。
午後から出て、はがきを貰っていた戸田勝久さんの書物の仕事展を1003
へ見にいくが、どんどん古本関係や画家さんが入ってきて賑やかになる。
久しぶりの人も多く、楽しい時間になった。戸田さんの装丁挿絵の本が並び
中に欲しい本がありじーっと見る。素晴らしい美本ばかり。メルヘンですね
えらんだ堂の本がよく売れてると店主から言われて話してる流れで野坂昭如
の本のことになり、春本や春画のことで戸田さんが詳しくて少し驚く。
しかしどんだけ蔵書があるんだろう。と思う。まるでラビリンスみたいな気も
する位だ。あれこれ本や絵の話ができてすっかり満足した。
実家へは、妹が行くとメールが来て任せてホッとしたしやっと春だなぁ。