バレンタイン
心なし寒さがマシな朝になる。ああホッとするなー今日も着替えその他
を持って病院へ。電車が来るのを待つホームで寒さで凍えないのは嬉し
いなぁ。このまま春てことも無いだろけど
病院で一月末までの会計をしろと請求書が来ていると父親に言われて、
受付まで降りて清算する。思ったより少なめで計算間違いじゃないかと
思うが後で明細を見ると個室の差額代が消されて安くなっていた。介護
保険や高齢だからかとにかく支払いして、預かっているお金で退院まで
足りそうで良かった。ライナーで島から本土に渡る橋から海を見る。
六アイの住民が言うのか知らないが仕事してる人は島と言い島民と呼ぶ
ウチの近くでも埋立地のことを浜と呼ぶ。芦屋浜とか深江浜と地名は全部
埋立地だ。まぁ住人は言わないかも。病院で会計して思いだすのが、
「身体のいいなり」内澤旬子(朝日文庫)を先日読んだ中に乳ガンで手術
し退院する時に二十数万円請求され後ろにあったキャッシュディスペンサ
で自分のカードでお金を出して支払いした時の情けない気持のこと。一緒
にいる当時の夫が高額な収入がそのころはあったのに一円も出そうとせず
不安定なフリーイラストレーターのしかも病気の自分が貯金から全部出し
て払った時に、離婚を決意した。のようなことが書いてある。うーん
すごくわかる。情けない気持もわかる。特に入院して仕事できない収入が
無い時にね。気がつかないわけ無いだろと思うなぁ。結婚してる相手と
別れる最大の理由のひとつは甲斐性が無い男だと思う。浮気も嫌だが
生活するにはお金が必要だ。これは女性の本音である。まして病気の時は
私は八年前に乳ガンの検診を受けた。赤いできものができて消えなかった
ので心配になって知人から紹介してもらい住吉の専門病院で検査したが
幸い、ただのできものと言われた。正直ホッとしたな。その後に疲れてた
が夕食の買い物をして、全部手作りで料理を作り家人が帰ってきて夕食を
食べた。私はバイトに行きだしたばかりで仕事の帰りに病院へ行った。
家人は会社勤めなので決まった給料が月つき振り込まれる。去年、家人が
目の手術で入院して退院する時、二十六万円支払いした。私が全部払ったな。
まぁその時は現金で払ったが、高額医療の戻りと生命保険でほぼ全額返って
きましたが。もちろん、少し家人に渡して後は私が受け取りましたよ。