それぞれの二月

nae586252018-02-13

あれよと言う間に二月も十日を過ぎる。二月は逃げると言うが、今年は
特にね。喫茶の友のYさん三日過ぎても来ず、はて何かあったのかしら
と思うものの携帯の番号も知らない。おまけに馴染みの店の感じの良い
女の子の姿も見えず、なんだかなぁ。いつも普通に話している人が突然
消えてしまうのは心の用意もしてないし辛い。その代わりじゃないが、
毎朝コーヒー一杯で二時間はいて下らない話題で延々と大声でしゃべる
公営住宅のおばさん等は不滅である。管理費?が2000円と誰かが
言うのを、高いウチは500円だと大声で言いあう。それでマンション
に住んでると言う。うるさいし嫌でも聞こえてくる。やれやれ
月曜の祝日は妹が風邪が治ったので病院へ行けるとメールが来たので
おおありがとうと甘えて病院と実家へ車で行って貰い、久しぶりに家で
休日ぽく過ごせた。家族で一か月ぶりに外食しに王将へいきランチして
カインズで米や洗剤など重いものを大量に買い物して車に積んで帰った。
午後から、ふらっと一人で駅ビル内にあるブック1でぶらぶらして本を
見て回るが、買取があったのか新しい本があり中に「エロ事師たち
野坂昭如を抜く。これ前から読んでみたかったのだ。吉行淳さんが書評
でベタぼめ絶賛しているので、読みたくなったが案外無いのよね。
早速、家で読むけど野坂のエロ舞台の真骨頂とでも言うのか全部エロネタ
大阪弁が良い。私もずっと阪神間育ちなので細かい言葉の襞までようわかる
野坂は養子だが、神戸の灘で少年期を育っているのだ。しかしすごい小説
淳さんが絶賛したの、わかる気がしますなぁ。
私はエロ好きじゃ無いが、どうも今年始めから「四畳半襖の下張り」を
手に入れたあと、この手のエロ本つうか話題に事欠かない。先日も某
古書店でこっそり見た劇画エロ漫画もすごかった。声に出すのも恥ずかしい
タイトルの連続だす。愛欲の瀬降とかね。なんじゃそりゃと思うようなの
ばっかり。好きな人にはたまらないんやろなぁ 興味の無い私なんかの方
が案外こうして見つける機会が多いのかも知れない。