ベストエッセイ

nae586252018-02-08

今朝も寒いかなと思ったが、それほどでもない気がした。今日は病院で
介護関係の人と会う約束があり、朝からタクシーで病院へ行った。
普段は電車とライナーで六アイへ行くけど人と会う約束の朝はタクシー
で乗りつける。しかし今朝は病院が停電でエレベーターが停止していた。
なんとか動くのを待ち、病室で父親と介護の面談を済ませて見送った。
帰りはライナーで住吉へ戻り、新刊をJ堂で見る前に「群像」を読む。
ここで石原慎太郎西村賢太の対談があり読むが、中に読み飛ばせない
石原氏の言葉があったな。ちょっと体が強張った感じになった。
それとお目当ての「吉行淳之介ベスト・エッセイ」ちくま文庫(荻原魚
雷編)を見つけて即買い。あったー 喫茶店でコーヒー飲みながら読む
が勿体ないので一章づつ大事に読んだ。始めの章が素晴らしい。これ知らな
かったなぁ。読んだのもあるが、どれも厳選されたエッセイばかりなり。
前の「〜エッセイ・コレクション」が2004年に発行されてるが今は
神戸の大書店でも見かけない。吉行本は今はどこの書店でも見かけない
古本でも余り無い。この新刊は良い。
私が吉行ファンになったのは前も書いたが中三の15才からで現在また
淳之介さん熱があがり自分でも少々なんじゃこれはと呆れている。ま、
その再会とも言える或ることがありそれからだけど。その間もファン
だったので無駄にファン歴は長い。今はどちらかと言えばエッセイの
方が好きだ。こうして駅に大きな本屋があるとすぐ本を見に行けるの
が家の近所には全く無いのがつらいね。