赤ん坊と古本

nae586252018-01-19

木曜は雨も止んで、晴れ間が見える。それに寒さがマシになった。
めでたい。今日は、今年初の神戸ではさんちか古書即売会の初日で
いつも大した本が無いと文句を言いながら、今年初めてなので行く
と言う人が多いらしい。私もそうだけど。
古書市へ行く朝は、遠足の日と似ていてそわそわと少し早く起きて
用意して出かけていく。さんちかに着いたのは、午前11時頃だが
客多く見にくいほどだった。ぐるっと見てまわり何周かしてると、
隣で熱心に本を見ている三十代ぐらいの女性をふと見ると、赤ん坊
を抱っこヒモで胸に抱いていた。まだ零歳でぐっすり眠って母親の
胸で寝ている。重いだろなぁと思うが両手で本を抜いて見ていて、
珍しい光景だった。乳母車で連れてくる親子は見かけるが。子ども
は泣くと静かな古書市内ではどうしても、うるさいので親は気を使う
私も子どもが赤ちゃんの頃から本屋へよく行ってた。思いだすと、
不思議に本屋や図書館内で泣いたことが無い。いつも寝てたなー
これからベビーベッドとか置くサービスをしても良い気もする。母親
だって古本市に来たいだろ。
無いと言いながら、四冊買う。古書店の顔見知りの人にも何人もお会い
する。また読む本が無かったので、帰ってから早速読んだな。今回は
カラト書房の本が目にとまった。古書市も若い男女が多くなったなぁ。