日の名残り

nae586252017-11-19

あっと言う間に十一月も後半過ぎてます。もうすぐ師走ですよ。
所用もあり、晴れた日だしてんで電車に乗って出てまず本屋へいって
本をあれこれ見ていた。ノーベル賞受賞効果と言って良い、カズオ・
イシグロの本がずらっと新刊および増刷で並んでいた。それをパラっと
見てから「日の名残り」を購入する。イシグロは日本人の両親から生まれ
イギリスへ親の仕事の都合で行き、幼少期からイギリスで住み英語でしか
小説を書けない。なので翻訳本。
それから雑誌棚で文芸雑誌他を見ると、「文学界」にイシグロのインタビュー
があり、そこで一番好きな小説家は村上春樹だと絶賛されている。へぇそう
なんだ。最初しか読んでないが、少し村上春樹の文体と似てるなぁと思った
な。逆なのかもだが、なんせ後で読んだから。ウチの近くには文芸雑誌を置いて
る書店は皆無で、あっても文藝春秋だけある。「群像」や「文学界」などは
こうして出て来ないと読めない。本の雑誌だと決まった書店に行かないと無いし。
あれこれ本を捜して買いしてると、出てきた甲斐がある。最近は新刊本や雑誌
をまるで買わない。と言う人もよく聞くけどね。某さんは新刊は買うものでなく
貰うもの。と言ってたらしいが、私は本は買う派だ。新刊書を買うお金で古本
が五冊買えると言う人も居る。でも見てると欲しくなるし普段余り外で買い物
しないし自腹でいつも買う。本だけは財布のヒモがゆるい。お昼も軽くしか
食べなかったので、家でおにぎりを一つ食べる。
いろいろと今週は忙しい。石井一男さんの一度の個展もギャラリー島田で25
日から始まるので、これは行く。この季節は、年の終わりに向けてイベントが
多いのだなー