牌を投げる

なんだか急に薄ら寒い日ですねぇ。なんとか普通にネットができているが
今いろいろと他の用もあり前のように、パソコンを一日つけっぱなしてこと
が無い。できればネットもせずメールも気にしないでお婆さんのように生き
たい。
朝、雨のなか傘をさしてコーヒーを飲みに行った。店の中も初冬のように、
ひんやりしている感じで、新聞を読みながらコーヒーを飲んでいると喫茶の
友のYさんが入ってきて隣に座り、話をする。最近、奥さんが二度目の病で
倒れて入院中だとで、とりあえず病状の話を聞いて(一命はとりとめたと)
その後で、Yさんが来たら聞こうと思っていたことをお聞きして教えて頂いた。
てのは、麻雀のことである。どうしても気になるのがあり知りたいんだけど
生憎、私は麻雀のことは全然わからない。生涯で三度しかしたことが無いし
それは二十代前半のことで、初歩のやり方さえ忘れてしまい困った。
それで、最初に麻雀したことあるよね。というと無いと即答された。そんな
訳あらしまへんやろ、あんさん前によくしたと言うてたやおまへんかと言う。
それでも全然無い。と強調する。
それで本題に無理に入り、牌の捨てかたとか何個並べて回していくのかと
聞くと、それはなこうこうでとすぐ教えてくれて聞いているうちに、数十年前
にした某芦屋にある豪邸のリビングというか広い応接間で催されていた奥様
麻雀の時に教えられた、やり方を思いだした。それで、一安心してリーチは
どんな時に言うの、ポンと言えばどうするのチョンボは罰金がいくらだの教え
て貰ったのだ。最初の全然無い。は何やねん。
Yさんは始め、同じ喫茶店でカウンタでよく隣り合い話しするんだが私が今春
から、腹が立つことが重なり行くのを減らして近くの別の喫茶店と分けて行く
ようになり、何曜日はここで他はあそこ。とつい教えてしまい同じように二つ
の店を私と同じ曜日にして来て、なんとなく一緒になる。つまり毎朝同じ店で
コーヒーを飲んで話している。
そんなことをされると、いつも会っていると誤解を受けかねないので少々困る
けど来るなとも言えないし。時どきおごってくれる。麻雀のことも聞けば教え
て頂ける。やれやれ。喫茶店てのは地元ほどヒマで噂好きなおばさんが多い。
私は、できれば週二日ぐらいひとりでのんびりコーヒーを飲みたい。
それもあり、この前からわざとらしく左手薬指に指輪をしているんだす。