九月に

nae586252017-09-02

九月になった途端に秋が来るわけでも無し。と書いたけど、朝晩は涼しい、
東京は気温20度だとテレビが言っている。日中は暑いが、歩いていて
ふらふらになることも無いな。しかし油断禁物である。残暑は、しつこい。
家で夏中しているパソコンの内職仕事がピークで、休みを入れてまたPC
の前を繰り返し。頭が少し痛い。めどがついた所で一旦終わり。
夕方に外を歩こうと家を出てすぐの銭湯の前で、ベンチに座っている
女性に声を掛けられたが、すぐに誰かわからない。聞くと、同じマンション
の人で一度だけ話したことがあった。手に缶ビールを持っている。
今から○○(よく行く居酒屋)ですか?と言うので、一緒に行きますかと
半分愛想で言うと、ついて来て結局居酒屋で二人で生ビールを飲む。
そのDさんは、神戸で有名なラーメン屋で仕事した後で見た目は同い年ぐらい
かと思えるが十歳年下だった。母子家庭で大学生のお子さん二人と住んで
いる。それだと学費だけでも大変だろうと言うと、奨学金を八百万円借りて
るそうだ。そんな大金、子どもが返せるんだろかと思う。前の飲み仲間の
友人もそうだが、返せる訳の無い高額な奨学金を無し崩し的に借りるのは
危険だなぁ。一生返し続けることになるよ。
Dさんは、ビールが好きらしく生まれと育ちは沖縄だと言う。二年前に
沖縄へ行った時に那覇牧志公設市場の古本屋へ行った話をすると、そこ
の近くに住んでいたと、うれしそうに言っていた。帰る時Dさんがトイレに
立った時に、勘定をした。母子家庭でラーメン屋で立ち仕事をしてると
聞いたら誘ったし、お金を出さすわけにいかないでしょ。三千円と安く
よかった。
私は、この夏のさなかにラーメン屋で湯気と汗の中で仕事したら二日も
持たないだろう。やっぱ恵まれてるのかも。もう余り一緒に行くことも
無い気もするけど人の話を聞くのは嫌いじゃない。