本屋のホンネ

nae586252017-08-25

木曜日の朝に、娘の弁当を作りコーヒーを飲みながら朝日新聞を読んで
いたら一面に、全国の書店四割が消滅の文字がいきなり入ってきた。
県別だと、北海道、長野、沖縄と他に青森と続く。関西では三重か
まぁそうだろうと言う気もする。この数年でも書店の閉店は聞こえて
くるし神戸でも長年して親しまれていた書店が本が売れず、閉店の
告知した途端、惜しむ人で殺到し閉店バブルが起きる店側にとったら
なんでもっと前に来てたら、の悔しい現象が起きた。
おそらく大書店ばかり残り、中小の書店は消えてしまうのだろう。
電車に乗っていても、本を読んでいる人は殆どいないし皆、スマホ
してるもんね。
しかしと思うとこもある。新聞に出てる書店とは新刊書店のことだろう
古書店は入ってない。ウチのエリアにも新刊書店は全滅したが新古書店
はある。それにどうかすると新刊書店に無い少し前に出た本もあること
が多い。百円文庫もあるし。新刊は高いと思う人が多いだろしね。
それに、古本仲間の人は皆さん本好きだが新刊書を買う人がどんだけ
いるのかなと思うことも時どきある。贈呈本でもらう新刊書はあるけど
自分でお金出して新刊を買わないというか、金銭的余裕が無くて買えない
人もいるんじゃないか。古本好きの人は貧乏な人が多いし会社勤めが
嫌いでフリーでしてるとか多い気がする。だから安い古本を捜して
古書店へ通うのだな。千円の新刊書を買う前に古本が十冊買えると言った
人も知ってるし。
本を出す方売る方は、もっと本を買えと言う。でも本を書いた人が新刊
を買ってるのかどうかと思った人は居た。耳が痛いと思う人もいると
思うけど、自腹切って読みたい新刊を買うのも大事だな。どこかで見ら
れてるんでっせ。私のとこには贈呈本は来ないので、買わないと読めないし。