月の満ち欠け

ようやく家族が、それぞれ仕事へ行き平日の一日はゆっくり寝ていた。
朝なんとか起きて外を散歩しがてら喫茶店でコーヒーを飲んでいると
携帯電話が鳴り、いつもコーヒーだけで二時間はいるおばさんの団体が
見るなか、電話に出るとMさんで何かなと思ったら大した用事は無く、
教室に来る人の、家柄自慢に辟易していて聞いてるだけで不快になる。
まぁ誰かに言いたかったんだろねー 親の実家の家柄自慢するおばさんも
居るなぁ。それだけ他に自慢すること無いんだろと思うような人。
先祖が武士の人は誰も聞いてないのに、自分の家は武士の出。と自慢する
それで、へぇ詳しく何氏なのか聞いたら言えなかった仲良くしてたおばさん
が居たな。足軽だって武士だしね、家柄自慢してる人て今は余りうまく
行ってないお金も無いて人が多い気がするな。それがどうした、て目の前
で言われてるのを聞いたこともある。人からあの人は家柄が良いのよと
言われるぐらいが本者なんだよね。
 芥川賞直木賞が発表された。芥川賞は初めての小説が文学界で新人賞
をとったのが受賞したと。すごいなぁ。直木賞は、佐藤正午さんの「月の
満ち欠け」。これも読んでないけど、佐藤正午さんの小説は好で一時まと
め読みしたな。「身の上話」はうまいなぁと思った。すごく上手い作家だ。
「月の満ち欠け」で、ふと思ったのに「羊をめぐる冒険」にアイヌ青年の
名前がアイヌ語の月の満ち欠けだった。まさか、そこから付けたんでも
無いだろうけど。おめでとうございます。 またどちらも読んでみよう。
芥川・直木賞は何度候補になってもとれない人も多い。喉から手がでる
ほど欲しい人もいる。よく知っていた作家がそうだった。初めて候補で
一発で受賞できるのは、ツキもあると思う。勿論、実力もある。
今日はエレベーターが点検で止まっているので、お昼に久しぶりに近所
のおばさん方とランチをした。ミニ天丼とうどんを食べて、何も内容の
無い世間話をする。この人等に家柄自慢すると総スカンされそうだ。