夏バテの時間

月曜日、今日も暑い晴れた日。朝から体の方は余り元気では無いな。
朝の散歩してコーヒーを飲む喫茶店に入ると、クーラーが入って無い
ここのマスターはケチで、ドアを半分開けてなかなかエアコンを入れ
ないのだ。節約は家でしろ。と商売してる人にこんな時期よく言いたく
なる。しばらく他の喫茶店へ行こう。
わざわざ逆方向のこの店まで歩いてきたが、これから実家へ行かねば
ならない。昨夜、母親から電話で呼びだされ今日行くと言ったからだ
実家はJR近くのマンションで、歩くと一駅ぐらいあり昼前の外は日でり
みたいな道が続き、諦めて実家までタクシーに乗った。タクシー初乗り
が680円だと知る。やわくなってる。今まで歩いてたのにね。
実家へ行き、母親から冬物の新品の下着からクツシタ、法事のおさがり
と大量の高級なお菓子とお茶や要するに余り物を大きな紙袋一杯に入れ
て持って帰らされる。タクシー代は請求した。夏バテなのだ。
持って帰ってきた中に、もち吉のせんべいがあり麦茶を飲んで食べる。
今日も日中はクーラーをつけて、寝て本を読んでいる。この前のつづき
みたいに「sumus」13号まるごと一冊晶文社特集2010年版
これが最後の号になった。中川六平さんが「古本暮らし」を出そうと
魚雷さんに言う。その間に、金が無いとフリーの失業者に近い私に酒
をおごらすと呆れている。他では社運を賭けて出した。とも言ったとか
六平さんが手がけた本は、私には親しい本が多く「石神井署林古書目録」
「ストリートワイズ」や「彷書月刊編集長」等買って読んだ。なので
そんなに昔のは読んでない。まぁ読んでると、かなり出鱈目な感じの人
らしいが憎まれない名物編集者みたいだね。
晶文社と言えば、植草甚一だけど。13号では、蟲文庫、田中さんの
「古本屋のうたう歌」が良いなと思う。田中さんは結婚されたんだな
不思議なもので本棚から出したのに「古本の時間」の奥付を見て、
中川六平さんが亡くなる直前に編集して出した最後の本なのを今、知った。
どこか古本てつながっているんだねー