雨のサンボ―ホール

nae586252017-04-07

万難を排して、サンボ―ホール古本市へ行く。なんて大袈裟なと思われ
そうだが、気持的にはそう。それどころじゃないと声がするが、無視し
神戸で一番大きな古本市へ参戦する。目あては、街の草の某詩人の蔵書
が大量に出ていると聞いて人で、わんさかしているブースへとりつく。
あちこちで、知り合いに会いし古書店主から声をかけられ何だか同窓会的
な感じもするなー 学校の先生のMさんは入学式の日だとかでも来ている
店も増えている、全部見て回るのにも時間が掛かり腰が痛くなってきた。
今、私事で取り込み中で金銭的にも余裕が無いのもあり高価な本は避け
結局、選んだのは三冊だけ。なんだかアンテナにかかる本が余り無いなー
某店のブースで某書が1500円で売られていて、前に百円で買い持って
いるのを発見して何故かよろこんでいた。だって自分の持っている本を
古本屋で見つけると値を見るでしょ、ねぇ。
外に出ると雨、サンボ―ホールは雨の日が多い。三宮駅へ行く道に満開
の桜が雨に濡れているのを眺める。明日は、また病院へ行くがあそこの
桜も満開だったな。桜が咲き誇っているように満開なのを、震災のあとの
四月の津知公園の仮設テントがひしめくベンチで見た時は、生まれて始め
て、桜をみてもきれいに思えず哀しかった。今、二度目に桜がきれいに
思えない。そんな気持になることも生きているとあるんだねー