節分と猫

nae586252017-02-07

二月の節分の日にまた大阪の松竹座で歌舞伎を観にいった。少し早めに
出て、道頓堀を歩いて法善寺の水掛け不動さんへお参りに寄ると、本物
の山伏が集まり節分会の法要をしているのを初めてみた。結構年配の人
が多く、ずっとお経のようなのを唱え続けていた。昔、このあたりの西
は処刑場があり千日前の方まで線香のにおいが流れてきたそうだし、
その法要もあるのかと思ったな。歌舞伎の舞台の最後に、節分の豆まきが
ありここでも今日は節分なんだと思った。豆の袋をひとつ貰って帰る。
前は、すごく寒い日だったがこの日はおだやかで少し春の感じがするよう
4日は立春だ。
その日曜に大阪梅田で劇団四季の「CATS」ミュージカルを観にいく。
四季劇場の専門の劇場がヒルトンホテルの続きみたいな七階にある。行く
までにブランド店が並んでいるフロアを通るが、流石にどこにもいる
中国人が全く見かけなかったな。至るところにポスターがあり四季劇場へ
入ると満席だ。舞台も幕がなく独特なつくりでこれも専用でロングランの
舞台なので出来るんだろな、猫が夜中に集まり踊り歌う有名なミュージカル
よく稽古している完成された劇だと思う。或る意味、この前観た歌舞伎と
対象的だね。余りにもこ慣れた感じがして出る。
梅田の街も難波とは対照的で、小ぎれいでどこか澄ましている。まぁ
ミナミの街の方が大阪らしい。ガチャガチャして卑猥でパワーがある感じ
四季を見る前に入ったカフェも終わってからビールを飲みに入ったビアバー
も会計がカードで払えた。切符も持っていたし、電車代もイコカで通ったので
現金を殆ど使わなかった。おしゃれなんだねー
家に帰ると、家人が待ちくたびれて大鍋をテーブルに出して正月に貰った牛肉
で、すき焼きの用意をしていた。