あたたかい冬至

クリスマスも間近、今日は冬至ですね。一年で一番、日が短い日だ。今朝は素晴らしい快晴で
一日とてもあたたかな日だった。沖縄は27度もあったとか。
よく病院勤めの時は、冬至までと仕事が終わりもう夜の暗い夜道を疲れて帰る道でよく思ったな。
冬は風邪やインフルエンザの人が沢山来て、すごく忙しく残業も毎日あり終わると外は暗いし、
これから帰ってまた今度は夕食や家事をしないといけないので気分も暗くなる。冬至が過ぎると
だんだんと日が長くなり、仕事が終わっても外がまだ夕暮れの空でほの明るいと何だかうれしく
なった。クリスマスは、病院はものすごく忙しくていつ帰れるかもわからず毎年へとへとで、
くるしみますと言う感じ(古いなぁ)でクリスチャンでもないし世間ばかりやかましくて正直
しんどい思いしかない。受験生も風邪でよく来ていて、母親が学校を休めと言われ顔色が変わり
嫌そうになり、カリカリして子どもがこれじゃ神経的にしんどいだろなと思ったなー 過保護な
親がいたり、仕事かパチンコか知らないが母親がいつも居ない家で子どもが高熱を出して、
ぐったりなり閉めるぎりぎりに駆け込んでくる親もいた。子どもだけで来て診察してお金を出し
て帰る小さい女の子がいたり、クリスマスの診察室は家庭状況やなにやが見えるんだね。
無保険で子どもが40度の熱を出して連れてきた母子もいた。孫が少し風邪ひいただけで、
祖父母と両親がついてくるのも居る。クリスマスの夜の病院を小説にしたら良いかもね。
私も子どもが中学生で、夜九時ごろに帰りクリスマスなのに寒い部屋でテレビをこたつにぼこっ
と入り見ている姿を見て、悪いなぁと思ったが仕事で帰れないのをよくわかっているようで
普段と同じだった。ささやかな、ケーキにろうそくをつけて歌をうたってケーキを切って食べる
誰も不満を言わなかったし。その給料で学費にしてたのだし、今思っても仲良くして案外よかったかな。