漱石と祇園

nae586252016-12-14

今朝は今年一番の寒い朝になる。今まで割に寒さがそうでもなく急に寒いので暖房を用意して
ない。夕方なると、かなり冷えてきて前から痛いままの左肩がずきずき痛みだし、これはあかん
とエアコンをつけてしまう。
漱石の思い出」を布団に入りながら手だけだして読む(寝ながら本を読むのが一番好きだ)
修善寺の大患のあとしばらくしてから、京都へ旅行するのがあり観光してから祇園お茶屋
多佳さんと言う祇園では有名な名妓で文学も好きな芸妓と遊び、お茶屋遊びをする。とても
親切でよくしてもらったので、最後に自分が一席もちお礼をすることにしたけど胃弱の痛みが
出て座敷で倒れてしまう。それでまたしばらく良くなるまで京都にいるのだが、この時のこと
をテレビでドラマになった。漱石の浮気の相手が祇園の多佳女だったと、まぁ実際にあったか
どうかはわからないが、本当に京都で親しくしていたのはそうらしい。しかし奥さんも来て
看病してるし奥さんと多佳さんは仲よしになり、漱石が亡くなったあとも一人で京都へ毎年
行ってるから、噂だけみたいだ。その芸妓の多佳を宮沢りえがしたが、なんだかりえちゃん
より前の尾野真知子の妻の方が感じが出ているかな。やっぱ京ことばは、関西の人がする方が
しっくりすると思う。りえちゃんは好きなんだけど。
月曜に北野のギャラリー島田へ、林哲夫さんの「ゴッホへの道」を見に行く。林さんは見えず
お会いできなかった。そこから、歩いてトンカ書店へ顔をだすとすぐ後に、本おやさんが来て
あらまぁ。来年の新年会の話があり、あれこれ本おやさんの話が次つぎに出てしばらく聞いたり
してたが、小柄な体で独特のリズムみたいな乗りと言うのかなやっぱ古本の人は変わってると
自分をさて置いて思う。本おやさん面白いし良いね。