ボブの詩

nae586252016-12-12

ようやく冬らしい寒い朝。空気が、きんとして澄んでいる感じが気持良い。
朝の散歩に出ると、そこかしこで掃除をしていた。あー今日は年末大掃除の日らしい。
ウチのマンションでは数年前から自治会が大掃除をやめて、掃除のおじさんに余分に掃除を
して貰うことになった。高齢化で、出てくる人が少なくなったのもあるらしい。
コーヒーを飲みながら新聞を読んでいると、一面に大きく「風に吹かれて」ボブ・ディラン
詩が全部掲載されていて、歌は何度も聴いて知ってるが英語だし翻訳したのをきちんと読んだ
のは、始めてだ。ふーん、反体制と言うのかボブが若い時の作った詩で今も歌われているのが
わかるよう。良い詩だと思う。日本だと吉本隆明の感じだな。ノーベル賞の授賞式に出ないと
この詩のまま受け取ると、行かないのが当たり前となる。あ、だから新聞に詩が載ったのか
読んでると、自然に歌を口ずさんでいた。ハゥメニィ〜 またボブの歌が聴きたくなる。
訳詩は中川五郎、やっぱりね。ディラン?の歌を聞いたり、ライブに行ったのは高校生の頃
年取るよなぁほんと。神戸にライブハウスができて、西岡恭蔵が出演した時に友達と行ったら
同じ席に本人が座って、びっくりした。ライブハウスに初めて入ったし距離が近くて歌はよく
聴けるし気に入って、何度か小遣いを貯めて行ったな。その頃で、もうおじさんだった。
好きな歌を歌い続けて、仕事しないで(会社員にならず)お金もなく生活して60とっくに
通り越し老人みたいなったかってのフォークソングの旗出の人等も次第に土になる。かっての
夢は風に吹かれて散りぢりになる。