たわし

nae586252016-11-27

11月も最後の土曜日、明日は雨だと予報しているので今日しかないと北野坂を上り
ギャラリー島田で今日から始まった、石井一男展へ行く。暑くもなく寒くもない、
丁度良い気候で歩いていても秋の散策をしている気分だね。島田へは一年ぶりで、前は
やはり石井一男展だった。階段を降りて、画廊に入るとこで島田社長が出てきてドアを
開けていただき丁寧にあいさつされ恐縮する。
石井さんと一年ぶりに会い、挨拶して持参したパンの袋と自作掌編小説「たわし」の
小冊子をお渡しした。毎年、会うと「何か書いてますか?」ときかれるので家から持って
きたのだ。或る朝、台所の流しにある、たわしから芽が出ていたのから始まる短い小説の
ようなの。パソコンに保存していた文章をプリントして、縮小両面コピーし冊子にしたの
石井さんに読んでもらうだけでも作ってよかった。
絵は、いつもの女神像のから他にもいろいろなのが展示してありじっくり見る。8号の絵
が殆ど売れていた。数年前の行列ができて整理券を配って初日に完売と言うのは落ち着いた
みたいだ。また来年のために短い文章を書けたらと思う。去年の夏の終わりから書くときつい
頭痛がして治らずやめているから。ここは気楽にかきちらしてるので頭痛が起きないけどね。
上の須飼展も見て、坂をおりにしむら珈琲店本店でコーヒーとケーキで休憩した。この本店
は、いかにも神戸らしい喫茶店だが昼すぎにも関わらずお客さんが少ない。前に来た時は、
満席で待たないと入れなかったのに。こんなところから、不景気の風が吹くと言うのか人が
お金を使わないのをじわじわと感じるのだなー コーヒーはいつもと同じでおいしいがケーキ
は写真と随分違い、見た目よりおいしくなかった。900円払う。そういや、大人買いとか
してるのも見ないな。