ゴーイング アゴ―

nae586252016-11-22

朝から、きれいに晴れわたり空が青い。えいっと近いが遠い東灘・甲南へバスに乗っていく。
前は自転車に乗って行ってたが、諸事情あり今はバスで行く。甲南のバス亭を降りたら、
アゴ―商店がある。小さい小屋みたいな店で半分は煙草の自販機で間口は狭く軒先に来年の
大判のカレンダーと言うか日めくりがベタベタと並べて置かれ奥の店内の東側に古本の棚が
あるから、古本屋なんだろうね。顔だけ中に入れて本を見てると奥の間みたいな部屋から、
年配のおばさんがじっと見ているのが、こわい。昔よくあった駄菓子屋みたいだ。ちらっと
見ただけだけど、おそらく廃品回収とかの本を安く買っておいてる感じがすごくした。何も
買わず出る。
すぐそばの商店街の中で同級生のAさんがいるので、一年ぶりに訪ねて旧交を温めた。Aさん
も五十肩になり、かなりひどくて病院をあちこち回ったとか。一時間ほど話して帰る時も
アゴ―商店を見たが、平屋の横に長い小屋のような昔よくあったバラック風の店で、奥で
住んでいるらしい。あとでわかったけど、アゴ―商店は戦後すぐに古本屋をはじめもっと
大きな店だったが、あの震災で全壊して今の小さな店になった。てことは70年ほど続いて
いることになり、神戸でも一、二に古いのか。それにしちゃあ余りにも・・・まさに
ゴーイングアゴ―である。