天牛堺なんば

nae586252016-09-25

九月最後の日曜日。やや暑い日だなー来週はまた暑いらしい。
土曜は朝はやくから大阪難波へ行ったが、地下街を出口をさがしていたら天牛堺なんば店を
偶然見つける。が、今月末?に閉店と貼り紙があり。天牛堺は古書店だと思うけど、この店
は新刊で奥の一角に古本コーナーがある。そこは本を引き上げてカラで新刊のみ売っている。
こんな難波の一等地でも本が売れないのだろうか、吉本の目の前のジュンク堂も前にやはり
歌舞伎をみに行く前に久しぶりに行ったら閉店の告知がしてあった。
難波は本屋が無い。そりゃ捜せばどこかにあるだろうけど駅近くには無いよなぁ。それだけ
本が売れなくなってる。こんなに大きな街なのに、道頓堀にも本屋は無い。天牛書店があった
のも夢のあとなのか・・・あるのはツタヤとブックオフばっかり。入る気もしません。
この日は、新派の襲名披露公演をみた。新派は高齢化がひどい感あり70の年寄りが20代の
ヒロインを演じたり無理あるなぁと思うのも多かった。二大女優が主演をするからだが、今回
存続の危機感のように若返りを計っているのかなと思う。まぁそれはそれで初めてみた新派の
明治の東京を舞台に笑いありの劇は、面白かった。観客もお年寄り率が高い。歌舞伎から、
尾上松也が出ていて、若さあり花道を目の前で本当に泣きながら歩いていくのは感心したな。
今回も三列目の花道の目の前の席で、よく見れた。
次は、芝翫襲名公演かも。祇園の芸妓さん方も見にくるかも。こんな歌舞伎の劇場に来られる
時は、白塗りやカツラをしていることは無く、普通のきれいな着物で化粧も普通の化粧をして
いる。でも、素人でないのは何故かすぐわかる。前に橋之助が出た時、ひとりでそんな風な若い
着物姿の女性が目の前にいた。大抵、二人で来ているので「あれ」と思ったけど後で誰かと似て
るなぁと思ったな。