星に願いを
九月もあっと言う間に半ば、中秋の名月だが空はどんより曇りだなー 去年はきれいな満月が見れ
たように思う。朝夕や店の中に入ると少し寒いぐらいなのに外を昼間歩いたり家の中はまだ暑く
なんだか体調がよくない。左肩も腕が上がらずじくじくと痛いし季節の変わり目は余り調子は良く
ないねー
田中美穂さん倉敷の蟲文庫店主の「わたしの小さな古本屋」が、ちくま文庫になり新刊発売された
おめでとう〜すごいなぁ。と言うわけで、早速買いに行った。元の単行本も持っているが、ちくま
文庫になると読みやすいし全国の書店でも買いやすくなるし、神戸でも新刊文庫の台にあった。
本がらみの本は沢山出ているけど、なかなか売ってないことが多いし神戸のここの新刊書店で売って
なかったら他はどこも無いと思うとこでも見かけないて本は多くなっている。「わたしの小さな〜」
を読んでいると、田中さんが小さなボソボソ声に近い声で話しているような文章を読んでて思う。
倉敷の蟲文庫でもお会いしたし神戸でも会ったことがある。その頃は独身で帳場で猫がのそのそと
している畳じきの場所で作業をしながら話していたが、今は結婚されたとか。二重にめでたいな。
ついでに本の雑誌をパラパラしてたら、古ツアさんが古本屋ベストテンに口笛文庫を入れていた。
半分しか行ったことがない、渋い選択だ。私の古本屋ベストテン選んだら、どこだろうな好きな
古本屋は今は無い店がどんだけあることか・・・
家でテレビをつけたら、歌舞伎の中村橋之助が汗かいて取材陣に囲まれて頭を下げながら釈明して
いたので何かと思ったら、祇園の芸妓と不倫したとかだった。しかしそんなの江戸時代からある感
ので今更とも思うけど。舞妓から歌舞伎役者が気に入ってとか祇園のなかでは数えきれまへんえ
京都には河原町に南座があり歌舞伎興行もあるし年末の顔見世は南座でする。中は芸舞妓さんが
沢山来てるし、ロビーに大きな網のちりとりみたいなのが役者名のついた札でずらっと並んで、
その真ん中に芸妓の名が書いたお祝儀袋がついている。京都の花街と歌舞伎界は昔からしっかりと
結ばれているし、その中で浮名があがっても口が固いので外にはまずわからなかったのだ。
週刊誌の仁義なきネタとり争いに、祇園の不文律が乱されたてとこかも。相手の家庭は乱さないのが
祇園のわきまえと言われてると京都生まれの先斗町で遊んでいた知り合いの男性が言ってた。
まぁそれはそれで、橋之助を7月末に大阪の松竹座でみた。正直に言って余り印象が薄い感じで
特別な芸が目をひくとかなのでは見た幕ではなかった気がする。その前にみた、愛之助はうまいなぁ
と思ったし出てくると華があった。父親は名人芸の役者でも子がそのまま継ぐてわけでも無い。
これだけは、仕方が無いだろね。その辺の葛藤が祇園で可愛い甘えられるところへ駆けていきたくなる
のかも(とかあくまで勝手な想像です)