らも忌

nae586252016-07-27

7月26日は、中島らもの命日だった。2004年に亡くなったので十二年も経つんだね。
いつもは、ひとりでらもの文庫本をもって追悼ビールを飲みながら本を読むのが私なりの
らも忌(勝手に命名してます)の過ごし方なれど、今年は直前に大阪の道頓堀にある、
松竹座で中村雀右衛門襲名披露公演の七月大歌舞伎を観れることになり、朝から一日出掛け
て、ずっと芝居を観ていた。まあ許しておくれー年に数度しかない貴重な歌舞伎の券が手に
入ったんだから。これも先月に、なんとなしまた歌舞伎がみたい。と某さんに話したのが
本当に行けるよ。と言われて、びっくりしたんだね。その日が、らもの命日だったのであら
まあと思った(忘れるのでカレンダーにつけている)
歌舞伎をみた話をすると、殆どの相手が「けっ」てな感じなって、人によれば嫌味すら言う
が別に好きで行きたいと言い観に行けるのはうれしいし芝居が4時間掛かっても面白いので
退屈しない。劇場内の雰囲気や客のいろいろな人を見るのも楽しい。そんなに特別なことでも
無いと思うのに、いつも自慢しやがって何が歌舞伎じゃみたいな感じで思われる。どうでも
言ってくれ、好きで行ってるんだから。今回も三列目の花道の目の前の席で、手を伸ばせば
足に触れるようで迫力があった。また今度は顔見世に行きたい。
別の演劇にからんだ歌舞伎と逆のような演劇にからんだ本が出版されたらしいのが気になる
けどコードが無い書店で配本しないので、作者が書店回りして手売りして歩いているのを
神戸にはどうも来られていないようで、誰か置いてくれないかなぁ私、ネット注文しないのよ。