さんちか

七月も終わりに近い木曜日は、朝から暑い。今週はなんだか忙しくて、今日も三宮へさんちか古本市へ
出掛ける。駅まで歩くだけで頭がフラフラしてくる。こんなに暑いのがダメなのに古本市の日は行くん
だから自分でもようやるわ。と思うな。
会場は、初日なのもあり盛況で見るのが人の背が邪魔で見にくいぐらいだった。ウロウロしていると、
久しぶりに、サンキューおじさんとばったり会う。オオーハアイユーと笑顔で挨拶しながら手に持って
いたカートボネガットの本を作者がカタカナなので、英語で教えると「あれは暗い」と言われる。
サンキューおじさんとは一年ぶりかな、高齢なのでもしかしてと思っていたのが元気そうでうれしい。
後ろで視線を感じるので振り返ると、階段でいつも座っているBさんがじっと見ていた。
なんやかやで四冊買う。みどり文庫さんと上にあるモロゾフでお茶を飲んで特等席みたいだと地下を
見下ろして少し話す。木山の持ってない本を見つけて買っていた。店の方は買い取りが少し多くなり
文芸書が売れないとか。夏の間は、古本屋も暑すぎて人が出て来ないからねぇ。私もそうだし。
八月にも京都で下鴨があるけど、とても行けそうにありません。熱中症で倒れるのは困るし。
今日は、三宮で仕事終わりの娘と合流しお昼を高架下の萊萊で食べにいく。クーラーがよく利いてて
涼しかった。餃子と生ビールでええ調子になった。こんなのも、たまになので私がお金を出す。
しかし帰る途中で、少し熱中症気味で頭がフラフラするし体に熱が入りとれない。家に帰ってから、
服を脱いで水で体を冷やし、水分をとる。近くで室内の古本市でこんなんで本当に夏は嫌いだー