梅干しを漬けた2

nae586252016-07-21

7月も20日が過ぎてゆく。しっかり夏だ。
娘が梅干しを今年初めて梅の実を買いビンに漬けてから、母親が何かにつけうるさく蘊蓄を言う
ので、うんざりしていたが朝から電話してきて、紫蘇の葉の塩漬けしたのを買ったので取りに
来い。とかで、仕方なしに寄ると父親も座っていてあれこれ持ちきれないほど、お中元の余りを
貰う。梅干しは母親が漬けたものと友だちが暮れたのやら、ぞろぞろと出てきたが中には十年前の
物まである。重いので申訳程度に、タッパに梅干しを詰めて持って帰るがお世辞にもおいしそうで
無く色が矢鱈黒く塩がきつい。田舎のばあちゃんの梅干しみたいだよ。声に出しては絶対に言えない
が、これならスーパーで売っているシソ梅干一個400円の方がおいしい。
紙袋一杯に持って帰るが、中に神戸のお菓子が入っているのは先月始めに亡くなった母親の友人のIさん
のお葬式に義理で参列したので、四十九日の茶の子(お土産みたいなお菓子)を頂いたもの。両親とも
お菓子は食べないしビールも飲まないので、どんどん溜まる。要らない所には、どんどん集まってくる
と言うが、それだねー ついでに言うと、亡くなったおばさんはすごく質素で倹約家だったらしいが、
後で調べたら現金だけでも四千万円以上出てきたとか。娘(62)と同居していたが、娘は離婚して出
戻りで子どもはおらず、弟も子がおらずで大金は子どもが死んだらどうするのかと要らぬ心配をしそう
だけどね、これこそお金のある所にまた集まってくる感じ。法事も今までで4回もしているそうな。
娘が自分が死んだら、納骨してあるお寺に現金を寄付しようかと話したとか母親がうれしそうに言う。
流しの下の梅干しのビンのひとつは、そのおばさんのもありそうだねー お金は生きてる間に使う方が
それこそ生きた金のような気がするけど。。。
来週は何だか忙しくなりそう。母親にはお金持ちの友人が沢山いるらしいので、お呼びが掛かる嬉しい
のも中にはある。たまには、そんなのも無いと幾ら親でも付き合い切れないと思うことも多いんだよね。