マンガは読まない

７月も半ば、梅雨の蒸し暑い中、元町へ夕方に友人のMさんと会うので電車に乗って出ていく。
夕食にカレーを煮込んで結構バタバタで外に出ると雨がやっと上がったばかりて感じだった。
せっかく出てきたので、三宮のJ堂へ入り目あての文庫を見つけて雑誌を見ていると「本の雑誌」
が吉野朔美追悼号だったので、ああそうか。と思う。吉野朔美さんが急に亡くなったと知ったの
は４月だったが、こうして追悼号が出ると何だかしみじみしてしまう。それで今月号を買い、後
で読んでいたが、私は子どものころから少女マンガを全然読まなかったので本の雑誌の中で始め
て知ったぐらいだった。
今までの作品の表紙絵を見ても「ぶーけ」で多く掲載しておられるらしいのだが、一作も読んだ
ことがない。今もマンガは殆ど読まない（朝日の「ののちゃん」だけ）が子どもの時は前にも
どこかで書いた気がするが、親はマンガを買ってくれなかったし家でマンガを読むのも嫌がって
買う本は勉強がらみのばかりだった。なのでマンガは立ち読みしかできなかったし、少女マンガ
は肌に合わない気がして読まなかったんだねー　少年マンガの方が好きだったし。世間では本好き
と自称してる人の表に出して言わないみたいなのに、マンガとアダルト本がある感じがする。
それも結構好きな人が多いらしい。ブックオフでも小説よりマンガの方が多い店もあるから。
アダルト本も割引の日とか黙々と男性が必死に隅々まで物色して捜しているのを見かけることがある。
難しい小説の本の話をして古本屋を見て歩いてる人にも、この手の掘り出し物を捜すのが本音みたい
なのも多そうな気がするなー別に隠さなくてもエロ本やマンガが好きだ。と言えるぐらいの方が
大物で無いんだろか（とか）