沼日な夜

nae586252016-05-14

朝は、今日も快晴。少し暑い日になる。今日は午後からバタバタと家事を片付けて予定
通りに、京都へ。近い割に、年に一、二度ぐらいしか行かなくなってしまっているが、
京都は大好きな街。午後三時に家を出たのに、電車ガ結構時間掛かったり四条に着いた時
は午後五時だった。あらまぁだ。
なつかしい寺町商店街を歩いて二条まで、この辺は以前に月一で通っていたのでよく知って
いるが、街並が殆ど変わらない。本当は誠光社へ行きたかったけど余りにも時間が無くて
今度に。三月書房の前から二条通の鴨川を渡り、ユ二テに辿り着いた時は6時を過ぎていて
もう武藤良子さんと林哲夫さんのトークが始まったとこだった。
ほぼ満員で、熱心なファンらしい方がじっと話しを聞いている。武藤さんは自分のことを
「あし」と言い本人は否定されていたが、とても可愛い人だ。林さんは、60過ぎて大胆な
宣言をしていた。個展は「沼日」とテーマがついて、黒い丸型が描かれている無数の絵が展示され
今までムトーさんの絵を見たことが無かったので、随分と個性的なんだなぁと思っていたが帰り
に「十二篇」(ミニコミの絵と小説の冊子)を買い、帰りの電車で出して見たら沢山の絵があり
面白かった。やっぱりと言うとおかしな言い方だが、絵描きなんだなぁ。五月は仕事の依頼が多く
忙しいらしいが、生活の為にずっと食堂でバイトされていると。絵描きと生活て本当につながり
まへん。今回も、殆どとんぼ帰り状態だったが行ってよかった。
京都は川床が出て、夏の風情で偶然にホテルの前でぞろぞろと正装の白塗りの芸妓さん方が出勤
されているのを目撃したりした。京都は、この時期が一番かきいれ時なんだそうだ。