春は眠い

昨日に比べれば、ぐっとあたたかいスカッとした晴天なり。春は眠たいと言うが本当に
一度、はやく起きるけど二度寝してしまいおきると１０時過ぎてびっくりする。
別に仕事があるわけじゃないけど何だか後ろめたい気持。モーニングコーヒーも飲みに
行かず家でコーヒーを飲んでパンを焼いて食べる。朝からどうも調子がずれた気分で、
やれやれ。紀伊國屋で「スクりプタ」を久しぶりに貰い読んだのに、睡眠と適度な貧乏
は幸せになれる。と水木しげるが書いていたとか。確かに無理やり眠いのを起きないと
いけないのは、しんどい。会社勤めしてると毎朝、無理やり起きているし。もっと寝たい
あと３０分寝たいと思いながら起きるより、眠いからまた寝ていられるのは幸せだと思う。
ゴミも家人が出すしね。
調子がずれたまま、昼すぎに今日は休み気分で外に出て晴れた空の下をぶらぶら歩く。桜は
葉桜になり、残った花がわずかに咲き残っている。お昼は、殆ど外で食べないので久しぶり
に近所の夜は小料理屋でお昼の天ぷら定食を食べる。なかなか豪華なお膳でおいしかったが
カウンタのふたつ隣で大分年配の男性二人が熱燗を飲んで筍の煮ものとイカの刺身で昼間から
出来あがりつつあった。どうやら仕事が休みで上客と店主みたいな関係らしい。話しも店主の
方が気を使い、先生と相手を呼んでいる。見ていると、天ぷらをアテにビールが飲みたくなる
休日にして飲もうかと思うが、注文する勇気が無くお茶で食べていると今度は喫茶店で話し相手
のＹ氏が入ってきて声をかけられた。Ｙ氏は仕事の昼休みであとも会社員風の男性が二人入って
来る。誰もビールを飲まない。あたり前だ、仕事中なんだし。会社勤めしてないと、昼でも酒を
飲むようなる人が確実に居る。フリーだと自制が無いから、まぁいいか。と酒が好きだと尚更だ。
しかし、人それぞれだろうけど自由業でも昼間は酒は飲まない。と決めている方が仕事もできる
人が多い気がするな。
Ｙ氏と、また明日ね。と店の外で別れてツタヤで本を読んだのでみたくなり「ティファニーで
朝食を」を借りてしまう。夕方、午後五時になってからやっとビールを飲みに行った。