さくら開花と「罪と罰」

nae586252016-03-25

この頃、毎朝通り道にある桜の木の下を歩く度、つぼみがいつ開くかなぁ。と見ていたが
今日、二つ三つほど可愛い小さな桜の花が咲いているのを発見する。ようやく桜の季節が
神戸にやってきた〜 ついでに、穴場の桜並木のある小川べりの道へ回り歩くとやはり花が
ポッポtと咲き始めていた。これから二週間ほど楽しみな日々が続くんだな。わざわざ花見
しなくても歩いているだけで、充分花見ができるのがうわしい。
芦屋川べりも桜がきれいで、さくら祭りを今年も四月はじめにある。去年までは芦屋川一箱
を近くのお寺の境内でして居たのが、今年は芦屋美術博物館で5月半ばにすることになって
本音だと、今までのままで良いのに。と思うとこあり。やっと定着しかかっていたのに市が
からんで不便な場所になるからねーそれに苦手な暑さもある。やれやれ
昨日、家からだと唯一歩いていけるブック1へついでもあり行き、やめれば良いのについ手
が伸びて「罪と罰ドストエフスキー上下を百円で買ってしまう。こんなの読むと落ち込むのは
わかっているのに、まるでワナに嵌められたようだ。ずっと前、18歳の時に読んだことがあり
高利貸しの因業なババァを貧乏な青年が斧で殺すのは覚えていたが、なんせ暗いというのか
まるで呪いのように、自分のことを些細な例えば子どもの時に塾をさぼって本屋で立ち読みして
帰ったとか塾代のつり銭を黙って返さなかっただの思い出すのも嫌になるようなのが夢に出て
きたりする。それでも、読みだすとやめられない。圧倒的な貧乏に打ちのめされる。
本物なんだよ多分、文学てのの。こうなるのが薄々わかっていたのに読んでしまうのだなー
まだ全部読めてないけど。ドストエフスキーはすごい。「カラマーゾフの兄弟」なんて読むと
起き上がれなくなるかもだ。