うどんの美味い店

三月も後半に入ると、やたら送別会やら卒業式らしい制服に花を持った家族連れとか見かける。
四月に入ると新入学生がウロウロしてたり、この時期は何にもない人間には取り残されたような
気分なったりもする。だからか、商売している人も店を閉めたりするのも三月が多い気がする。
ふと村上春樹旅行記風の本を読んでいたら、香川県へうどんを食べに行くのがあってそれが
面白い。香川県は、うどん県とか変名しようとしたとかの日本一、うどん屋が多い(多分)
その中で、店に入ると大根と大根おろしを渡されて大根をする店があったり、山の中の一軒屋
の店は、中に入ると誰もおらず客が勝手にうどん玉をゆがいて出汁か醤油をかけて完全セルフで
食べるが、滅法うまい店だのがある。ふーんそうか、なんかおいしそうだなぁ。と思うけど、私も
香川で、うどんを食べたことがあった。バスツァーで寄ったドライブイン風の、うどん屋だったが
すごくと言うほどおいしかったかなぁーと思うが、勿論おいしい店はドライブインなどではダメで
山の中のさびしい小屋みたいな店で食べる方が、美味いのだろう。しかし香川県にバスが入ると
確かに、うどん屋しか無かった気がする。イタリアンやカフェとか中華とかまるで無い。ような気
がしたな。
私は、子どもの頃はうどんはそれほど好きじゃなかった(ラーメンも)自分から、うどん食べたいと
言うことは無かったが、今は食べる。多分、理由は家で食べた、うどんが余りおいしくなかったから
だと思う。近所でたまに食べる店のうどんもおいしいと思うのが無かった(多分ね)おいしいなぁと
思ったのは、大人になって自分でお金を払って食べに行くようなった元町の、某うどん屋で食べたのが
最初だった。そこは今でも時どき、急激にうどんが食べたくなった時にふらふらと食べにいく。
大阪も、うどん屋が多いが私が好きなうどん屋は、美み卯という店で、ここのうどんは美味しかった。
香川のうどんは、店はセルフで小屋みたいなのが美味しいが、大阪のうどんは仲居さんがてきぱきして
きれいな店で食べる気がするな。土地柄とでも言うのでしょうか。味も麺も違うので、どちらも食べて
いる。最近は、大きな道路沿いに丸亀製麺て大型チェーン店が増えたが一度だけ食べただけで二度とは
行ってない。やっぱ、うどんは足で踏んだのでないと美味くないのかも。