流転の果て

nae586252016-03-15

朝はまだ寒い。今年の春はやや遅いかも。しかし、面白い偶然というかめぐり合わせを何か
感じるような日だなー
今日、3月16日は愛新覚羅浩さんの誕生日だ。この名前を知っている人も少なくなっている
かもだが、中国の清王朝の最後の皇帝溥儀の弟の溥潔氏と時の日本軍の政略結婚の相手として
嵯峨家の姫、浩さんが選ばれて結婚し中国へ渡り、その後戦争があり流転の王妃と言われた
時代に翻弄された女性(ものすごく省略してます)最後は溥潔さんに見守られて中国でなく
なられた。その浩さんの誕生日が今日なのが、どうした?と言われれば、それだけだが写真
のサインは、浩さんの次女の、こせいさんのもの。この「流転の王妃の昭和史」を偶然、
灘区の某古本市場で他の本と一緒に百均で買って帰り、パラッとページを開いたらサインがあった
んだねー。こせいさんは中国から日本に帰化されて神戸で日本人男性と結婚されて今も阪神間
住んでおられる(らしい)
まぁ本をはじめ買った人が清朝最後の末裔の王妃になったかも知れないこせいさんにサインして
貰ったのだろう。それが何故に神戸の古市で百円で売られて私の手に入り作者の誕生日に読まれた
のか不思議な縁だす。大したことじゃないかもだけど。これこそ流転の果てのような気もする。
昨日は朝からバタバタしていたが、話があると出かけていった先が古市の近くでそれが無ければ
行くことも無かったので、やっぱり何か手に入れるよう引っ張られたのかなぁ
昨日会った友人は、朝に六甲でガバッと本をしこたま買ってきたと話していたが思わぬアクシデント
で大量に買った本はすぐには用が無くなったらしい。私も今まで知らずに、サインのある本を買った
ことは何冊もあるけど、なるべくサイン本は手放さず持っていることにしている。