ひなまつり

nae586252016-03-02

三月になり、ひなまつりの日がすぐやってくる。あちこちで、大階段のような雛段に人形を
飾りたててるのをテレビで見て、ああお人形あったけど出さないとなぁ。と毎年思うものの
どこに直したか、わからない。まぁいいか。と思うものの、朝の散歩とコーヒーを飲んでか
ら、こたつで紙に色ペンで雛人形の絵を描いていた。それを休みで見ていた娘が何かガサガサ
やってるなぁと思えば、物入れから大きな箱を出してきて、ひな人形を出しはじめてあっと
言う間に二体だけ飾る(本当はもっとある)
あんた、なおした場所知ってたん?と聞くと自分がなおしたので覚えていたのだそう。ふーん
私の下手な絵より本物のお人形の方が、そりゃよろしい。そのあとに娘が桃の花の長い枝の木
を買ってくるし、なかなか立派なおひなさんになり写真を撮る。私も何年ぶりかでちゃんと
見たが、私の母親が手作りしたので次女が三月生まれなので三歳のお祝いに呉れたものだ。
母親は木目込人形の師範をしているから、プロとも言えなかなか上手くできている。
子どもの頃から人形だらけの家に住んでいたので、なんとなく外で雛人形を見ても出来がわかる
ようになる。私は余りに人形が家にありすぎて部屋に勝手に置かれると嫌だった。雑に持ったり
すると怒られるし持って遊ぶなんて、とんでもない。大事に汚さず見るだけで正直、邪魔な感じ
すらしたなぁ。
なので結婚してから家には、お人形はひとつも飾ってないし雛まつりでもこんな具合で出さない
と娘が出したりしている。外の見える窓の近くの棚の上においていると何となくよろこんでいる
ような気がしてくるから不思議だ。
夜は、おでんを煮込んだ。ひな祭りは世間ではちらし寿司を食べるのが普通だが余り皆、好きで
無いしあたたかいおでんの方がよく食べる。お人形は、十日ほど出してまた娘が仕舞うとか。