六甲で喫茶メシ
朝は、すかっとした快晴なり。空が心なし春の兆しがあるねー外を歩いても気持が良いな。
いつものコーヒーとモーニングを食べてから、今日は本屋へと電車に載り六甲へ。ここへ
来るのは、一年ぶりかもだな。駅前のビルに入り郵便局のATMで通帳記入して自分用に三万
出金する。携帯電話代が2800円引落しされていた。ガラケーは安い。ここへ来る時は
いつも寄る喫茶店で、ピラフを食べながら新聞を読む。とは言っても私は食べながら新聞を
読めないので食べたあとに読むんだけど。まぁおわかりの方も多いだろけど、私は喫茶店で
軽く食事をする日も多いのだす。コーヒーも飲むし、歩いてゆっくり食事して休憩したいの
でラーメン屋とかだと、食べたらすぐ出るのがせわしない。新聞も読みたいし本も読みたいと
なると喫茶店でサンドイッチやピラフやオムライスなどを食べて、ゆっくりコーヒーを飲む事
が多くなる。ここの店はピラフ(正式にはチャーハンなんだろう)はパラッとしておいしくて
六甲へきたら食べている。ただ、アイスコーヒーはもひとつなので夏はピラフだけが多いなー
このビルの中に書店があり、雑誌コーナーで「本日発売」の棚で「文学界」があり手に取り
パラパラと読む。寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」の有名な本にからめての特集だ。死後
何十年なってもまだ生きているみたい。と言う人がいる。去年末に演劇で地方でしていたのを
ルポしているのが何だか熱意が感じてきてよかったな。ちょっとこの演劇をみたいと思った。
寺山修司のことは殆ど知らないに近い、演劇も観たことが無い。一番ひかれるのは若い頃に
作った短歌だ。他は「ああ、荒野」ぐらいしか知らない。
この数年も歌舞伎ばかりみている。去年、すごく観たくて宮沢りえ主演の演劇を大阪でして
チケットを予約して買ったのに、前日にギックリ腰になってしまい泣く泣く家人にあげて
よろこんで、りえちゃん良かった〜と帰ってきたことがあった。くそったれさ。二月後半に
四季の「ライオンキング」のチケットを貰っているが、これも私は行けないだろな。
大きな舞台を観にいくと困るのは、トイレにいけないのと飲食禁止が厳しいとか注意が多い。
三時間も休憩がないのとか席を立ちにくいし生理現象だから仕方ない、喉も渇く小腹も減る。
不謹慎だと言われたら、そのとおりだけどね。歌舞伎はその点も楽しめるのがあるんだね。
桟敷席にいると、隣の芸妓さん同伴でみてるじいさんが舞台の間も酒飲んでたりしてるの
見てたりもある。酒飲みに来てんのか芝居みてんのかと思ったりするのもあるけど、まぁ
大目にみているようなのが芝居をたのしむひとつみたいなとこもあるような気がするね。
帰りに、ちょっと面白かったのが駅に降りた時は道ばたで、お遍路みたいな格好の傘をかぶった
男性が正座してお経をぶつぶつ唱えて前にお椀をおいて頭を下げていたが、帰る時にあれ
居ないなぁと思ったら、目の前であったかそうな上着とズボンに着替えて、エセ遍路の白
装束とお椀を足元にぐちゃぐちゃに置いて帰り支度をしていたのだった。托鉢はバイトかいな