ひとり飯な日々

今年もあと今日を入れて三日。だっせ〜金曜日は、新年お正月だわ
今日はリビングルームのあちこちに積みあげていた本をまとめて、壁の一角に箱につめて上げた
あとに、掃除機をかけて炬燵をやっと用意する。娘A子さんが大学が休み(勤務も)で大掃除を
した。しかし、あとからどんどん沸くように出てくる本に我ながら、うんざりしてきたなぁ。
本を売ったあとに古本屋で、また買うというのを魔の古本連鎖と名付けて言ったら、すごく受けた
もんね。別に増やそうと言う気はさらさら無いし、減らしたいんだが年末なると毎年同じような事
になっている。やれやれ。
外を歩くと、もう休みに入っているらしい道は車も少なくて空気も心なしか良い。私は田舎が無いし
家人も両親とも亡くなって久しいし、大晦日も新年も家にいる。が、一応新年を迎える準備はする
ので、なんのかの仕事がある。大掃除もしないワケにはいかんし、おせちも重箱を出して作るんだね
決して、したいワケじゃ無いし面倒くさいけどまぁ、新年はきれいな家で迎えたいし新しい年の始まり
は、けじめをつけたい気持もあるかんね。何にもしないと言う人も多い昨今だけど、習慣のようなのだね
日曜に所用があり、三宮へ出たあとに1003へみどり文庫さんが行くので一緒に行った。今年最後に佐藤
ジュンコ「ひとり飯な日々」を買ったのを家で、読んでいたら大晦日の夜に、ひとりでカップそばを食べ
て孤独感に押しつぶされて、頭で聞こえてくるのが、はっぴいえんど「春よ来い」の歌だ。他のマンガは
ほのぼのしたのだけど、大晦日の年越しのは泣いている。ひとり暮らしで故郷にも帰らず迎える新年は
さびしい。「春よ来い」て歌は、聞いた人はわかるだろけど元日の夜明け前なんかに聞くと泣く。ひとり
で去年と同じ散らかった部屋で何も変わらない、餅も無い。どうしてこうなったんだろう?と自問する
歌なんだよねー でも大丈夫、二日になればもう同じだから。