年末風景 2

クリスマスが終わったなぁと思ったら、今度はスーパーは一斉に「第九」を流していた。
年末て何故か、第九の音楽が似合ってると言うかもうあと何日だよ、いそがしいよ。とおしりを
叩かれているような、うわ〜とした気分になるんだね。もう新年まで五日だそうですよ、皆さん。
しかし、あるよなぁと思ってドラマを見て思ったんだが志村けんが、おやじでショートドラマ立て
で出てたのに、都内の某高級時計店で腕時計を修理しにいき、待ち時間に可愛い女性店員に高級な
時計を見せられ腕にはめて、お似合いですよ〜とにこっと言われておやじが断りきれなくなり買う
ところ。その時計が1200万。カードで60回払いてことは5年近く毎月20万プラス利子を
払うんだろねー まぁ本当に買える、おやじがどんだけいるかは知りませんがありそうだなぁ
私も、同じような体験がクリスマスにあった。元町の大丸で某エルメスの腕時計の電池が切れて
交換しに7階だったかの時計売場へ仕方なく行って、ガラガラの売場にまるでカモが来るのを待って
いるような店員に、いや〜な予感がしつつ電池交換を頼んだら待っている間にお客様この時計は
リューズ部分がかなりすり減っていますがどうのと、新しいのを買えとケースの中の高そうな時計
を出してきたので、何とかいや今は電池交換しにきたのでどうのと、言い訳みたいに言い逃げるよう
に時計をつかんで帰ったことがあった。ブランド品の時計は、どこでも電池交換できんのよ。
何年か前の丁度、今頃だった。一階はクリスマスですごいお客さんだったが高級時計や宝石売場は
案外人が少ない。普段、まったく縁が無いのに何もこんな時に電池が切れんでもだよ。その時計
だって自分で買ったんじゃ無いので、幾らなのか知らなかったが見せられた時計は、うへーと思う
ような値段だったなー まぁ本物なのは間違いないのがわかったけどね。
しかし、たかが時計だ。時間を知るために1200万の時計を家のローンより高い分割でカードで買う
てのが、なんだかありそうな気もするから恐いよね本当。