年末風景

いよいよつうか今年もあと十日だ。巷では、クリスマスソングがどこもかしこも流れてラジオ
も同じ。BOAの「メリクリ」て歌がなんだか聞いてしまうが、メリクリてタイトルだんだねー
しかしクリスマスと言っても、24も25日も皆さん仕事で、しかも遅番で帰宅は夜12時なので
毎年ケーキをホールで買って、から揚げなど作ってささやかなメリクリをするのも家族が揃わな
いしなぁと、なし崩しに普段と同じような感じになりそうだ。まぁクリスチャンでも無いし。
景気が良くないせいか、近所を歩いていても余りわいわいした感じは無い。どちらかと言うと
話に出るのは、こんなんで年を越せるだろうか的なグチ半分なことばかり言う、商売してる人は
そんな感じだな。仕事を休めないと、ずっと胃痛を我慢してた知り合いのおばさんが今日は入院
したとか、胃潰瘍が悪化して出血して止まらないと診察して、すぐ入院だったとか。
そんなどちらかと言うと、不景気な話題がすごく多い。景気のよさそうなのは私の親ぐらいだが
京都の田舎の米が届いたから取りに来いと呼びだされていき、あれこれ話しを聞く。父も母も
80代の高齢で、こちらから見ると全然困ってないように見えるのに残り少ない老後は不安だらけ
らしい。将来の不安なんて、余程こっちの方が大きい気がする。正月のおせちを作ってと少しだけ
ならと重箱を持ってかえる時に、材料費をタンスから出してきたでかい財布をバカッと開けると札束
が入っていて、げんなりした。どこが不安なんだか・・・
クリスマスが過ぎて大晦日が近いと、それこそ家ですることが多く出かけられなくなるし本屋へも行け
ない。ガスレンジを磨いて魚焼きをきれいに洗ったら、汚すのがイやで魚を焼けなくてそれでもアジの
灰干し開きをうっかり買ってしまい、仕方なく餅を焼く丸網があったのでそれをガスレンジに置いて
焼く。やれやれ。