曽根崎新地あたり

nae586252015-11-28

ようやく二日続きで晴天だ。外は、やや寒いが気持が良い。今日は、いつもと違い家で
トーストとコーヒーを自分で作りモーニングをセットして、もぐもぐ食べる。なんでって
朝から大阪は北新地へ母親と出かけるからで、新地で妹と待ち合わせて母親80才の誕生日
のお祝いの食事会をしたのだ。
北新地は曽根崎新地と地名がついて、あの「曽根崎心中」の浄瑠璃にもなっている古くから
の花街だったし、今も大阪一の高級飲食街だ。梅田の駅から南方へ第三ビルの先にあるから
歩いても遠くない。流石に、昼はややひっそりして数時間前までの明け方近くまで営業して
いた後のような雰囲気がある。新地を歩いたのは、二年ぶりぐらいかもで今日、行った店は
天ぷらの石和川(いわがわ)。ランチタイムでも予約ですでに一杯になり、カウンタ席で目
の前で揚げたての天ぷらをお腹いっぱいいただいた。副食の漬物や味噌汁もどれもとても
おいしい。店主のテレビにもよく出てるとかのIさんが、お客さんにあいさつして消える。
私はテレビ見てないけど、母親はいつも見てるとかで前に来ただけで、やかましく言う。
 北新地は、バブル崩壊後はだんだんとお客さんが少なくなっているそうだが、やはり風格
のある店が多いな。お昼は割に安めのステーキ屋さんもあり、今度行きたい。
何年か前に、松竹座で団菊祭があった歌舞伎を観たけど菊五郎団十郎が二人で話していて
菊五郎が終わってからは「新地が待ってる」と言ってた。団十郎が亡きいま、団菊祭もしば
らくできない。そういえば、新地の近くにあった紅茶のムジカもないな。