十月は黄昏の国

なんだか、やっと。と言う感じで十月が始まった。まったく私事だけど九月は、ひどい目に
あったなぁ。と言う感じで終わったのだよ。詳しく説明するとイヤになるしあそこが痛い、
ここが痛いてな事ばかりになるので、やめときます。不思議なもので十月になったら、体が
割に元気になっている。でもまぁパソコンを長時間するのが良くないのが九月でつくづく実感
したので、余り長い文章を書いたりとかは避けたい。一ヶ月近く頭痛になるのはもうイヤだ。
そんなのでも本は読みたいし、やっぱ活字中毒なので寝てても何か文字を読まないと駄目で
本も目ぼしいのは読みつくし、読みたい本は近くに無い。
どうしようと考えていたら、そーだ娘の職場で捜してもらい件の本を借りてきてもらった。
それをずっと今日、読んでいる。それは「阿片戦争」陳俊臣(講談社)上中下で、今頃何?
と思われそうだけど、これを読みたかったのです。昭和46年初版の、この本は古書以外で
新刊ではとっくに無いのが、今年に文庫が新刊で出た。けれど、新刊書店に行っても見あたらない
売り切れたか、はじめから部数が少なくて回らないのかだろう。とにかく出かける気力が無いし
頭痛で近所しか動けないので、出かけられなかった。そんなに頭が痛いのによく本が読めるねと
思われるだろうけど、あとでわかったのにメガネの度が少し合わないのをして、パソコンの小さな
字を読んでるのが、かなり原因らしい。本は寝ながら裸眼で読む。でも少しは痛い。
陳俊臣先生の本は、生存されている時は全然読んでなかったのに面白いなぁと思ったのは、「実録
アヘン戦争」を古本で買って読んだのが、きっかけだからわかんないものです。その下地があるの
で、「阿片戦争」を読んでてもわかることが多い。陳先生は、神戸生まれで亡くなるのも神戸で
言わば地元の大作家なんだけど、意外に地元の人で小説を読んでいる人は少ないんじゃないかと言う
気がする。多かったら、も少し本屋で売ってるだろ。
そろそろ頭の奥が痛くなりそうなので、この辺でやめとこう。