大阪おもい

連休は毎日、良いお天気。私の頭痛は、ややましになるけどまだ痛い。夏から、どこか痛いね。
今日は出かけると宣言し(休みだと、いちいち宣言しないといけない)昼から阪神電車に乗って
武庫川へ。駅は川の上にほぼありホームから川面が見える。その川をしばらく見ていたら、自分が
ひどく参っているのがわかる。この町は、どこか忘れられたようなとこだがそんな風情がホッとする
んだねー
武庫川と言えば、街の草へ。休みかなと一抹の不安は店が相変わらず大量の本で囲まれているのを見て
よかった〜と思わず笑みが出た。加納さんが店先で裸足で座り、新聞を読んでいるのに挨拶する。
お土産のドーナツを差し出して、本を見るけど店内にまで溢れかえる本の束がすごい。また本が増えて
るなぁ。そしてまた加納さんと「アルハンブラ」でコーヒーを飲む。固有の鼻歌さんがネット売りを
やめたらしい話で、夜行バスで東京へ行き、朝から神保町の百均箱で本を買っている姿を見た人も少なく
ない。神戸大阪の古本市でも初日に行くと必ず見かけたし、どうしてやめたんだろと勿体ないね。と。
いやまだはっきりわかりませんが。それと岡崎さんのブログも突然のように閉めてしまった。ネットで
いつも読むのを楽しみにしていたのに、ネットてのは見えない悪意のようなのを感じることもあるからね。
街の草で買った、「大阪おもい」坪内祐三(ぴあ)は、「ぴあ」があった頃によくこれだけ読むために発売日
になると手にとった。元の連載のタイトルは「まぼろしの大阪」だ。中には知り合いの名も出てくる。
この本が出た2007年で、東京の旭屋が閉店したことを残念だと書いているが大阪本店が閉店する前に
連載というか「ぴあ」が廃刊になったんかな。大阪の旭屋本店が閉店して、かなりショックだった。
今、梅田にはジュンク堂はじめ大型書店があるが全然行かない。旭屋の、みすずの棚にいると落ち着いたなぁ。