ひとりで本屋めぐり

快晴の日曜日。なんだかようやく秋の気配もしてきて夏が終わりになるし、痛くて歩きにくかった足も
まだ完治してないが、大分歩けるようなりふらふらとひとりで本屋めぐり。夏が始まってから休んでい
たし。やっぱり動きやすいのは、とてもうれしいねー
三宮J堂で、新刊の「職業としての小説家」村上春樹が平台に一冊だけ残っていて、思わず手に持って
いた。これどこかの大手本屋が買占めて、取次みたいに配っているとかニュースで読んだ。何かイジョー
だろと思うのは私だけか、なんのかの言っても全部自分とこで売りたいんじゃないのかしらん。
しかし表紙の写真、迫力あるつーか否応なくハルキさん年取ったねと思うというか、頑固ジジイみたいだ。
歩いてぶらぶらと元町へ。夏の間、しつこいが暑さと足が痛いのとで全然来なかった道だ。元町の某古書店
へ行くと、中が暑い。思わず冷房入れてと言っていた。どうもここを読んでご注進されるファンがいらっしゃる
そうだが、間違ったことも勝手に伝わってるのがいい加減なのよ。店主に前から言われていた私が膨大なスケッチ
ブックから選んだ舞妓さんの絵を額に入れて箱入りでヒモかけまでしているのを、出されて有難く貰った。
あれこれ古本屋のはなしなど小一時間はして漫画三冊買い、もっとお礼しなくて良いんかいなと思いつつ箱と本
を持って帰る。
家人は美大出て今また毎週、絵を描きに山へ行ってたりするので見られると、何だこれはとうるさく聞くだろう
しわからないよう、そっと持って入る。また家人が出かけたので、ゆっくり箱を開けて絵をだして見たが、
適当に「これ」と選んだにしては、なんかしら訴えてくるものがあるような気がして、しばらく見つめていた。
大事にします。ありがとね。