長屋の路地に

nae586252015-08-24

 昨日の、「海の本屋のはな」トークイベントはお蔭さまで満員盛況で立ち見まであり
ました。主催の、うみねこ堂の野村さんも定員以上のお客さんにホッとされている様子
まぁトークの内容は、そんなに変わったことは無く最後の方に質問に答える形で、閉店
のいきさつや社長に対する不満ぽいことも呟かれたのとかありで、もっと聞きたい人も
多かった感がありだった。しかし海文堂も閉店して二年、いつまでも残念がってばかり
で止まっているわけにもいかないし。と思うようなのも当事者の思うところかな。
店長さん平野さんゲストの三人は、皆さん現在同じ仕事をされているが本屋関係とは、全く
関係が無い。それでも失業者にならずに済んでよかったと思っている様子だし、何のかの
言えども、お金が無いと生活できませんし。
終わってから、二次会があり行きつけだった松屋で二十人近く残って居酒屋の座敷で乾杯。
正直なとこ、トークよりこちらの話の方が面白かったし、色々な人と知り合えたのも参加
して良かった。ついしゃべっていると飲みすぎて、今までで一番よく飲んでいた。帰る時に
少し1003のオープンの宣伝をしておく。本の仲間のこんな打ち上げに参加したのも、
何年も前かもでこれからも、機会あればちょくちょく参加したいね。
今日は、大詰めの1003用の本を用意していたが、思いきって長年集めてきたミニコミ
を出してみた。その中に、木山捷平の特集したBが出てきて読んだけど忘れている記事が
あり思わず読み返した中に、高田渡が木山の詩が好きで歌にして歌っていた。と本人が
話しているの。「長屋の路地に」と言う歌だ。へぇそうなんだと読んでいると売るのが惜し
くなる。大事にしてるミニコミは売らないよ、やっぱり。しかしミニコミ誌て一般の書店に
流通してないから、あちこち目ぼしつけた店で見つけて買ってたんだろうなぁ。三月書房で
よく買った気がする。今は、どこで手に入れたら良いんだろう。書肆アクセスも無い。
だからか、東京行きたいて気持が少なくなっているんだなぁ