海辺のカフカ

今日も、真夏日なり。もう7日連続か、午後四時ごろに買い物しに出た時に空を見ると入道雲
空に立ちのぼっていた。阪神地域に、大雨洪水警報が出るもののウチのあたりは雨は一粒も降らない。
雨も何日降ってないかなぁ。
昨日、元町へ夜に久ぶりに出ていき友人と串カツ屋で会いビールを飲む。もうたどり着くまでに
暑さで倒れそうだよ。まだ明るい元町駅から外に出る時、何遍ここに来たやろう。とふっと遠い目
になった。三宮とは違う、バタ臭いというか中華風の看板や貸しビルが並びすぐ右にはモトコーの
派手だが古くなりぼけた感じの電飾の入口が、なんだか魔窟のように口を開けている。目の前には
土日になれば、開催される競馬の場外が開き、これも柄が良いとは言えない競馬おやじ等が回りで
新聞読んで座ってたりして、回りの立ち飲み屋は昼から開けて競馬の客に酒を出す。まぁガイドブック
には載らないが、そんな元町の猥雑さにいつの間にか慣れてしまった。小綺麗な場所はどうも落ちつか
ないんだよねー
元町駅高架下になる新刊書店ジャパンBで、涼みがてら本を見ていたら「村上さんのところ」があり
ネットで質問したことに、村上さんが答えるやりとりをまとめた本だが、この中に「海辺のカフカ」が
アメリカで舞台でしている。誰かがアメリカまで観に行ったと書き込み、その舞台を村上春樹さんも
観て、宮沢りえさんに猫のかぶりものを着てと言われて思わずやりそうになったとか。宮沢りえは佐伯
さんをしたんだろな。でも、あの小説を舞台にするてどんなになるのか、日本でしないのかなぁ。
海辺のカフカ」は四国が舞台だけど、あの図書館は芦屋の打出にある古い洋館を図書館にしたのが
絶対にモデルだろう。図書館のすぐ南側に、猿のいる公園があった。私も図書館で勉強するのが疲れて
くると、公園に行って猿をからかって時間をつぶしたもんな。お金が無いからジュースも買えないし
水を飲んでいた。あの打出図書館は、毎年のように経費節約で芦屋市が廃止案が出るらしいが他に
やめるものあるだろ。海の埋め立てだとか。