病葉流れて

一気に春と言うより、初夏な感じの朝。さわやかな晴天になる。雨つづきの四月も
ようやく季節が変わったらしい。土曜の午後に家族で出かけて相も変わらず西宮の
「ブ」へ。これも知らなかったが、百円本が半額の日で百均本棚はおそらく朝から
来たらしいピコラー達にあらされた痕がある。あちこちでスマホ検索してる男性多く
中には、勝手に下のストッカー引き出して見てるし。呆れて見てるだけ。
しかし半額で嬉しいのは私等も同じなワケで、六冊買っても318円。一冊360円のを
買う。これでしばらく読む本ができたなー
今日買った中に「病葉流れて白川道がある。「わくらば流れて」と読むシリーズ化
したモノ。白川道さんは二日前に亡くなったのを新聞で知って、またこのシリーズ本を
読んでみたくなったのだ。18歳で一橋大学に入学し寮に入るまでは優等生だった私が
寮の先輩にハメられたようにギャンブルを教えられ、マージャン、競輪、女と知っていく
自伝的な小説だが、最初に作品を知ったのは映画Vシネだった。それがちょっと面白くて
小説も読んでみたのが白川道を読んだ最初。なんだか初めは村上春樹のと似た入り方だが
全然違う。東京の大学に入り、麻雀ばかりして大学行かず遊んでばっかり。なんてよく
ある話だろけど、本人はスケールが違うのか無頼派と言えば良いのか、根っからの博打好き
らしく株で違法行為で逮捕され収監されていた間に、小説の書き方を覚えたとからしい。
病葉流れて。とは自分のことなんだろうね。そう言ったら、なんだか今日見たブックオフ
隠れて携帯セドリしていた連中もそんな感じがするかも