万歩で満喫てね

三月の関西で言われる「お水取りまでは寒い」の奈良二月堂の、お水取りの日は果たして春らしい
日になりました。三月も半ばになり、早いですねぇ。
暖かくなってくると、なんだかじっとしてるのが勿体なく腰をあげて出かける。新刊書店で出たば
かりの「火花」又吉直樹が平台に面陳されてるのをパラパラと読む。これ売れるだろな。芸人より
作家の方がそのうち、売れるのも近いかもね。こうして大きな本屋をウロウロするの久しぶりな気が
するなと思いながら、本の雑誌4月号が、万歩書店特集で買う。万歩書店といえば、岡山にある古本屋
ワンダーランドではないかいな。
一度だけだけど三年前ほどに車で「万歩書店ツアー」に行ったが、いやはやすごかった。岡山まで車で
入り、結構わかりにくい場所ながら到着した時は始め入り口が小さいので「あれ、こんなの?」と思う
のがクセ物で、中に入ると見事に裏切られるすごさ。奥が深い。ただ広いだけじゃない、品揃えもすごい
んだよ。家族で行ったが、私と次女K子さんの二人は「すげー」の連発で完全にハイ状態だったなー
レジで神戸から来たと言うと割引もしてくれる。こんな本屋が家の近くにあったら良いのに。と何度も
思ったもんね。あの興奮は忘れられません。そのあとに、倉敷へいき蟲文庫も寄って帰ったんだった。
ただ、万歩書店へ行くのは車の方が行きやすい。岡山は道路沿いにブックオフもすごく多いし。
岡山と言えば、古本は万歩だが本好きには別に、内田百間吉行淳之介がいる。二人とも好きな作家だね。
木山捷平も忘れちゃいけません。
今日は本屋と、無印良品へ寄りここでもうろうろして、ノートとペンとノリを買ってしまう。本当は定期
入を買う積りで入ったのが、気に入ったのが無くしかも一階にGENTENて革の上等の店がありすごく
良い革の定期入があったものの、一万円でう〜ん高いけど良いなぁと迷った後だった。結局、定期入は
買わず。やれやれ