いかなごを売る

nae586252015-03-04

今日は朝から、春めいた空がきれいな一日。晴れて外を歩いていると気持良く、ああどこか
行きたいなぁ。ようやく冬も終わりだ。
どこかいくと言っても生憎と水曜日は古本関係は軒なみ休みで仕方ないので、あちこち近所を
歩いていた。ウチの近辺は、いかなご(シンコ)漁がはじまり歩いていると毎日、くぎ煮を炊く
匂いがする。明石沖あたりで獲れるので、いわば近海ものの魚を買うのだが天気が悪いと漁が休
みになり、当日まで売るかどうかわからないのだ。今日も午前11時ごろに、スーパーへ行った
ら無言のおばさん等の行列が並んでいて、なんだこれはと思ったら所謂「いかなごおばさん」の
列だった。知ってる人も数人、今年は不漁で高いとか大きいとか話していた。
私も数年前は、炊いていたがガス代を買い換えてから作れなくなり二度してダメで諦めた。
確定申告と仕事とくぎ煮で、ものすごく忙しくて頭がおかしくなりそうだったなー ほんと。
くぎ煮は幾ら作っても、お金をあげた人からもらえるわけで無く材料費が高いと負担になる。
それでも作って、あちこち配るのはなんでだろと自分で思うけど、まぁ春のあいさつて感じだった。
今は、誰かが作ったのを貰って食べる。母親は10キロも貰いお返しにお米をあげる。これこそ
物々交換。しかし生のいかなごが夕方に売れ残ってるのを見つけたら、ムラムラッと買って作ろう
かな〜と思ってしまうんだよね。