ぜい沢な貧困

いやはや今日は12月30日、明日は大晦日だす。今年もあと一日だー
昨夜つうか明け方まで、四年前ほどのかなり苦しい大晦日のことをつらつらと思い返して眠り
が浅くて朝、おきても眠かった。今は、その年のことを思えば正反対ぐらい良い大晦日になり
そうだが、どうやってあの年を乗り超えたのか今はよく思い出せない。なにせ学費でが半年ごと
に、ごっそり家中のお金を出しても足らないくらいで最後の学費を払った時は、本当に一文無し
状態だった。そんな時ほど狙いすましたように何かアクシデントがある。悪い事は人間忘れるよう
にできてるらしく詳しいことはおぼろげだが、文字通り窮地に陥って這い上がれない時に救いの手
を差し伸べてくれたことは忘れない。まぁその逆で、手の平を返したみたいに離れていく人も覚え
ているが。そんな人がまた何もなかったように近づいて来るのもある。でもわたしは執念深いから
忘れないんだよ。なめとんかと心で思うような人に多いんだよねー たかじんの歌でも目の前で
歌ってやりたいね。
しかし四年前の今頃に自分のあまちゃんなのを思い知ったし、金銭的な恐さも身にしみたのがある。
学費が卒業と共に払うのがなくなり、その後はラッキーなことも続いて前のような思いをしなく
なった。良くなってくると誰がわかるんだろと不思議なぐらい、どんどん金銭的にも良いことが
起きてくるが、前のように浮かれて浪費しなくなる。信じられないがアベノミクスの恩恵かと思う
ようなのも何度もあった。それでもこうして四年前の大晦日の夜の不安と苦しさを思いだす。
まるで忘れるなと頭を押さえられているように。
今年は私の回りでも、はっきりと明暗が別れている人が多い気がする。悪くなる人は、どんどん
ひどい状態になっているように見える。バブル景気がもたらしたツケが回ってきたような気がする
人も多い。ぜい沢な貧困とでも言ったら良いのか